サン工業が開発した無電解Ni-Snめっき技術
経済や社会のあり方が大きく変わる中、「衛生新常態」としての意識が高まっています。その流れのなか、サン工業株式会社が開発した無電解Ni-Snめっき技術が注目を集めています。この技術は、神奈川大学の松本太教授との共同研究によって誕生し、高い耐薬品性を有し、特に過酷な使用環境下でも優れた耐久性を発揮することから、様々な産業におけるニーズに応えるものとして期待されています。
衛生新常態の必要性
COVID-19パンデミック以降、私たちの生活において衛生管理の重要性がますます增加しました。普及している次亜塩素酸ナトリウム水溶液は強力な殺菌効果を持つ反面、金属部品の劣化を招く問題も露呈しています。そのため、より高い耐久性と持続可能性を備える新しい技術が求められていました。
無電解Ni-Snめっきの特長
サン工業の「無電解Ni-Snめっき」は、以下の3つの特長によってこれらのニーズを満たします。
1.
耐腐食性: 次亜塩素酸ナトリウム水溶液による腐食に対する優れた耐性を持つため、急速に劣化する現状を改善します。
2.
製造プロセスの実用性: 90℃・20分の短時間・低温での処理が可能で、効率的なマスプロダクションに寄与します。
3.
高結晶性: 特殊な熱処理を施さずに高い結晶性を保持しており、優れた耐久性を提供します。
社会的影響
この新技術は、空間除菌脱臭機の他にも医療機器や食品製造装置など、あらゆる分野においてネットワーキングの一環として導入されることが期待されています。サン工業は、この新しい技術により社会全体の衛生インフラの強化と、人々の生活の安心感を向上させるための役割を果たすことを目指しています。
昨年2月27日には表面技術協会より技術賞を受賞し、その重要性と可能性が認められました。サン工業は、今後も変わりゆく社会のニーズに応えながら、次代のモノづくりを支える革新技術の開発に取り組んでいくことを誓います。
企業情報
サン工業株式会社は、1949年に設立され、半導体、自動車、産業機械向けの表面処理技術を提供しています。高度な品質管理を行い、信頼のおけるサービスを通じて、多くの企業の製品開発をサポートしてきました。
公式ウェブサイト
サン工業の製品やサービスについては、公式ウェブサイトをご覧ください。
サン工業株式会社
さらに、この新しい無電解Ni-Snめっき技術の詳細についても追って情報を公開予定です。