「comicoタテカラー漫画賞2025」の受賞作品が決定！期待の新人たち

「comicoタテカラー漫画賞2025」授賞結果の光景

2025年12月17日、NHN comico株式会社は、同社が提供する漫画アプリ「comico」にて開催した「comicoタテカラー漫画賞2025」の受賞結果を発表しました。このコンテストでは、様々なジャンルの作品が集まり、最も優れた作品が選ばれました。

賞の概要

「comicoタテカラー漫画賞2025」には、二つの部門がありました。ひとつはテーマやジャンルに制約がない「オールジャンル部門」、もうひとつは特定のシナリオから選ばれたネームを制作する「ネーム部門」です。この選考は、2025年6月2日から9月30までの間に行われました。

受賞者は以下の通りです：

オールジャンル部門

- グランプリ: ツユーオ『領主さまはわたしへのプロポーズを諦めない』（賞金50万円＋デビュー確約＋マッサージアイテム）
- 準グランプリ: ハルが『残された温度』（賞金30万円 +担当付き+マッサージアイテム）
- 期待賞: うまきち『ごちそうさまは誰のもの？』、Kayakaya『婚約者はわたしのことがお嫌い？』、まなてィ『青い春をおしえて』（賞金5万円）

ネーム部門

- グランプリ: umai（洋風ロマンスファンタジー）（賞金20万円＋デビュー確約＋マッサージアイテム）
- 準グランプリ: たこわさ（学園ドラマ）（賞金10万円+担当付き+マッサージアイテム）
- 期待賞: ネコ爺、昼森、まるおめめ（賞金1万円）

受賞作品の魅力

『領主さまはわたしへのプロポーズを諦めない』

ツユーオ氏の作品は、孤独な混血者バルーンが領主の幼き息子ビリーと出会い、彼の愛に触れて変わっていく姿を描いています。バルーンとビリーの関係を通じて描かれる成長や心の葛藤は、多くの読者の心を掴むことでしょう。

『残された温度』

ハルが氏の作品では、特異な体質を持つ静人が亡き両親の遺品を整理しながら、自身と向き合う姿が描かれています。その中で生じる感情の変化が、読者に深い共感を呼び起こします。

賞がもたらすもの

受賞者は、賞金とともに「comico」の担当編集が付き、デビューの道を確約されます。そのため、受賞は作家にとって大変貴重なステップとなります。また、これまでの受賞者の中には、商業デビューを果たした方も少なくなく、未来の名作が生まれる舞台が整っています。これからの活躍が楽しみです。

まとめ

今後もcomico編集部は新たな作家の才能を発掘し、次世代のWEBTOONを育てるための取り組みを続けていくことを宣言しています。執筆者たちにとっても、手にする賞は名誉であると同時に、さらなる成長の機会を与えてくれるでしょう。これからの成果に期待が高まります。これまで以上に多くの作品が生まれ、多くの読者に楽しんでもらえることを願っています。