未来を描く絵本
2024-02-29 15:00:02
日本の未来を考える絵本『おおきな道とちいさな道』の魅力とは
絵本『おおきな道とちいさな道』の魅力
2024年2月29日に発売予定の絵本『おおきな道とちいさな道』は、働き方の多様化が進む現代において、未来を担う子どもたちに重要なメッセージを届けます。厚生労働省が発表した出生数のデータによると、2023年の出生数は前年から5.1%減少し、75.8万人となっています。このような背景の中、著者の萩原京二さんは、子どもたちが「働くこと」を楽しむ未来を想像し、個々の「働き方の正解」を見つける手助けとなることを目指しています。
働き方の変化とその意義
日本の社会においては、終身雇用制度が少しずつ崩れ、従来の「働き方の正解」が変化してきています。萩原さんは、25年間社会保険労務士として多様な働き方を提案してきた経験があり、近年の働き方の変化を目の当たりにしています。本書は、こうした新たな時代で生きる子どもたちが、自分自身のキャリアや人生について考えるきっかけとなることを願い、制作されました。
絵本の内容と構成
『おおきな道とちいさな道』では、子どもたちが想像しやすい形で「働くこと」と「生き方」をさまざまな車や道筋に例えています。それぞれの目的地にたどり着くための道は一つではありません。それは、仕事におけるキャリアも同様です。この絵本を通じて、子どもたちが自分の目指す働き方や生き方を柔軟に考慮できるようにすることを狙っています。
具体的には、物語を通じて出発地や目的地を設定し、登場キャラクターたちがそれぞれ異なる方法で目的地に到達する姿が描かれます。このアプローチにより、読者は選択肢の重要性に気づくことができます。著者は、子どもたちが将来充実した社会生活を送るための基本的な知識、いわゆる「ワークリテラシー」を育むことが必要だと強調しています。
親子で向き合う時間を
本書は、ただの絵本ではなく、親と子が共に「働くこと」や「生きること」について考える時間を持つためのツールとしても機能します。子どもの将来を見据え、親も自らの働き方について考える機会を提供します。萩原さんは、子どもたちが自立し、充実した社会を生き抜くための知識を身につけることを望んでいます。
著者の思い
萩原京二さんは、働き方の専門家であり、一般社団法人パーソナル雇用普及協会の代表理事を務めています。彼の熱い思いは、無限の可能性を持つ子どもたちに、自分に合った働き方を見つけてほしいという願いから生まれました。さまざまな職業や生き方を乗り越え、幸せな未来を描ける子どもたちを育むための手助けをするために、本書は誕生しました。
この絵本を手にすることで、子どもたちが自分自身の未来に目を向け、多様な働き方の可能性に気づくきっかけになることを心から願っています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人パーソナル雇用普及協会
- 住所
- 東京都 文京区本郷3-3-15 プロックスビル8F
- 電話番号
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