ネイエが迎える10周年と新たな挑戦
住宅ブランド「ネイエ」を運営する株式会社洞口は、創業から100年を迎え、設立10周年の節目にリノベーション事業をスタートさせました。この新しい試みは、ただの建物にとどまらず、生活の質や地域の価値を見直すことを目指しています。
匠の技が息づく
ネイエの根底には、飛騨市で育まれた「飛騨の匠」とも称される卓越した木工技術がある。設計から施工まで一貫して行うことで、家庭ごとの異なるニーズやライフスタイルに寄り添った家づくりを可能にしています。特に、自然とのつながりを重視したデザインは、多くの顧客に支持されています。
多様化する住まいの価値
現代では、生活スタイルの多様化とともに、空き家の増加が問題視されています。この背景を踏まえ、ネイエへのお客様からの「実家を受け継ぎたい」「中古マンションを活かしたい」という声が増えており、リノベーションの需要が高まっています。ネイエは、ただ古い家を改修するのではなく、家族それぞれの新しい暮らしの形をデザインすることにフォーカスしています。
心地よさを重視した設計
ネイエでは、数字では測れない「心地よさ」を重視したリノベーションを提案しています。これは、住まい全体を見直すフルリノベーションを通じて、その場を生かした設計を実現することにある。たとえば、設計士が自然光や風の流れを考慮し、まるで景色を取り込むかのようにリノベーションを行います。これにより、住まいの質を高め、家族の暮らしをより豊かにすることができます。
設計士の想いと共に
設計士の山田大輔氏は、「私たちは、住まいの持つポテンシャルを引き出し、一人ひとりの生活の質を向上させる設計を心がけています。リノベーションは、単なる改修ではなく、生活全体を見直す機会でもある」と語ります。
顧客との対話を重視
ネイエの特徴は「営業マンがいない」というスタイルです。これにより、設計士は顧客との直接的な対話を重ね、より的確にニーズを聞き取ることができます。このプロセスは、家族がどのように暮らしたいかを深く理解し、形にするための大切な手段です。
リノベーションの実績
具体的なリノベーションの例として、広々としたソファスペースを持つ住人が、「居場所がない」と感じていた問題を解決したケースがあります。窓際にヌックを設けることで、家族が集まりやすい居場所を提案。このように、ネイエはデザインと機能が両立した空間の創造に注力しています。
これからのネイエ
ネイエは今後も、リノベーションにおける新しいスタイルやデザインを追求していく方針です。月に一度行われる個別相談会では、戸建てや中古マンションのリノベーションについて詳しく相談ができます。時間をかけて一緒に考えることで、納得のいく選択肢を顧客に提供し続けます。
私たちの暮らしは常に変化しています。その変化に寄り添う形で、ネイエは「暮らしのかたち」を提案し続けます。