HR Japan Summit 2024の特別講演
2024年12月11日と12日、東京のホテル椿山荘にて、マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッドが主催する『HR Japan Summit 2024』が開催されます。このイベントでは、企業の人事部門の責任者や最先端の人事関連企業が集まり、最新の人事戦略についてディスカッションを行います。特に注目すべきは、株式会社レゾナック・ホールディングスの今井のり氏とアフラック生命保険株式会社の伊藤道博氏の単独講演です。
レゾナックの企業統合の成功物語
今井氏は、2023年1月に昭和電工と日立化成の統合によって誕生したレゾナックのCHROとしての経験を基に、経営者と二人三脚で取り組んだ企業の統合のプロセスを詳しくお話しされます。異なる企業文化や人事制度を持つ二社の統合は、簡単ではありませんでした。今井氏は、従業員が一体となり新しい文化を醸成するために、様々な課題を乗り越えました。
講演では、「共創型人材」の育成や、パーパスに基づく組織文化の醸成への取り組みについて具体的な事例を交えて紹介します。このような知見は、今後の企業統合を考慮した時に、より効果的な人材戦略を練るための貴重な情報となります。
アフラックのジョブ型人事制度の実践
続いて、伊藤氏からはアフラックにおける人財マネジメント戦略についてご紹介いただきます。2021年から導入したジョブ型人事制度は、社員が自律的に働くことを促し、真の変革を実現するための施策です。
伊藤氏は、制度の運用を通じて理念を浸透させることが重要であり、制度自体が目的化することなく、人材を育成し最大限に力を発揮できるよう支援することの重要性を語ります。また、人的資本データの活用法や、社員の主体性を引き出すための施策についても触れ、アフラックがどのように人事のすすめを設計しているのかの「リアル」な実態を共有します。これにより、参加者はアフラックの人事制度がもたらす具体的な効果について学ぶことができます。
企業の人事部門責任者が集結
HR Japan Summitは、企業の人事部門責任者と人事関連サービスを提供するソリューション企業が一堂に会し、2日間にわたり議論を交わす場です。参加者は、講演やネットワーキングを通して最新の知識を得ることができ、他企業との新たな人脈を築く好機でもあります。
今年のサミットでは、17名の講演者が各分野の専門知識を共有し、議題を通じて人事の最新トレンドについて学ぶことが出来ます。主催者であるマーカス・エバンズは、名だたる企業が集まる中で、最高の人事戦略を志向する企業が求める情報を提供します。
参加方法
参加を希望される方は、公式サイトから申し込みが可能です。定員に限りがありますので、興味のある方は早めにご登録ください。