BtoB向け海外卸販売サイト「SD export」を運営する株式会社ラクーンコマースは、手芸愛好者向けにオンラインで特別なワークショップを開催しました。このイベントは、日本製の優れた手芸・クラフト商品を海外の会員に紹介し、その魅力を伝えることを目的としています。
「SD export」は、企業が海外に進出する際の障壁となる様々な業務を代行するサービスです。集客や翻訳、輸出手続きに加えて、代金回収やアフターサポートまで幅広く対応し、アパレルや雑貨、家具、食品など約83万点の商品を取り扱っています。最近では、手芸・クラフトジャンルも注目されており、特に刺しゅう糸や刺し子商品が人気を集めています。実際、刺しゅうや手芸商品を扱う店舗の数は、昨対比で倍増しています。
今回のワークショップでは、刺しゅう業界で名高い株式会社ルシアンから手芸作家の中島一恵氏を迎え、参加者に刺しゅうの基本技術を指導しました。オンライン環境において、英語を中心に各国から135名以上の会員がリアルタイムで参加でき、交流を深めながら学ぶことができました。
特に中島氏がディレクションを手掛けた「ぬりえのように着せ替えを楽しむファブリック『100ネエサン』」は、参加者に好評で、手づくりの楽しさを再発見する非常に魅力的なキットです。このキットは、布に印刷されたモノトーンの女の子を、自分らしいスタイルに彩るというユニークな内容で、海外でも人気を博しています。完成した作品は、参加者それぞれの個性が反映されたものとなり、手芸の楽しさを再確認する機会となりました。
その後、ワークショップの様子はアーカイブ動画として配信される予定で、参加できなかった会員も後で楽しむことができます。また、手芸・クラフトに関連する商品を対象としたセールイベントも今後実施される予定です。
今後もラクーンコマースは、日本の素晴らしい手芸商品を世界に広める取り組みを強化するために、越境ECを通じたマーケティング戦略や販路の拡大に向け精力的に活動していく方針です。国内外での手芸の需要増加を支持し、日本の技術や文化を発信する役割を担い続けます。
このように、手芸やクラフトを愛する人々にとって、ラクーンコマースの取り組みは新たな創造のきっかけとなることでしょう。リアルタイムでの学びやコミュニケーションを通じて、手芸の世界がさらに広がることを期待しています。