ポーランドのジャズが大阪を熱くする!
2025年9月4日から10日にかけて、大阪で開催される関西万博に伴い、ポーランドのジャズ界を代表するアーティストたちが日本に集結します。9組、23名のミュージシャンが、「Jazz From Poland In Japan 2025」という特別なフェスティバルの一環として、ポーランドパビリオンや大阪市内のライブハウスでパフォーマンスする予定です。
スペシャルライブの魅力
その中でも特に注目されるのは、9月7日に心斎橋のSPACE14で行われるスペシャルライブです。このライブでは、世界的な指揮者であり作曲家、ニコラ・コウォジェイチクが本プロジェクトのために書き下ろした壮大な組曲「Demonetized and non-eligible」が初披露されます。この特別な作品は、上質なサウンドを提供するために構成されており、ミュージシャンたちの才能を最大限に引き出すように設計されています。
豪華なアーティスト陣
出演するアーティストは、アガ・デルラクやドミニク・ヴァニャ、EABSなど、豪華な顔ぶれです。5人のピアニストや多彩なサックスプレイヤー、トランペッター、バイオリニスト、ベーシスト、シンガーといった、バラエティに富んだ構成で、まるで交響楽団のような圧巻のステージを繰り広げます。彼らが織りなす音楽は、互いに引き立て合いながら壮大なサウンドスケープを形成していきます。
ニコラの思い
ニコラは、「この機会を通じて、普通では実現できない特別な作品を提供できることが嬉しい」と語ります。彼は、このプロジェクトのために10曲を新たに作り上げ、アーティストたちのパフォーマンスを楽しみにしながら譜面を作成したそうです。実際に見せられたパフォーマンスは、彼の想像を超えたものだったと言います。「音楽を通じて希望やエネルギーを感じることができ、日本とポーランドの文化がインスパイアし合える素晴らしい体験だと思います」とも。
スペシャルゲストとしての石井智大
特別ゲストとして日本人バイオリニストの石井智大も登場します。彼はポーランドで開催されたジャズコンクールでアジア人初の入賞を果たした実力派。ニコラの組曲に加わり、その情熱的な音色は会場に大きな感動を呼び起こしました。「こんなに素晴らしいミュージシャンたちとともに演奏できることは夢のようです。特にニコラの曲は繊細で難易度も高いですが、アーティストたちの実力に驚かされるばかりでした」とコメント。
ポーランドのジャズの魅力
石井はポーランドのジャズについても言及。「ドミニク・ヴァニャやマチェイ・オバラといった刺激的なアーティストたちから学び多く、日本にとっても親しみやすい文化と言えます。ポーリッシュジャズを日本に広めるきっかけとしたいです」と抱負を述べています。
終演と今後の展望
スペシャルライブの終了後には、観客からのスタンディングオベーションが巻き起こり、歴史的な瞬間を感じさせました。この「Jazz From Poland In Japan 2025」は、大阪・関西万博を通じてポーランド文化を広める重要なプロジェクトです。イベント終了後も東京での公演が予定されており、入場無料で参加できます(要事前予約)。
公演概要
- - タイトル: Jazz From Poland In Japan 2025
- - 大阪公演: 9月4日~10日、ポーランドパビリオン、各日アコースティックライブ実施
- - 東京公演: 9月11日~13日
この特別な機会をお見逃しなく、ポーランドのジャズの魅力に触れてみてください。