休養学の社会実装
2025-06-24 11:58:40

日本リカバリー協会とMDVが提携し休養学を社会実装へと加速

日本リカバリー協会とMDVの業務提携



2023年、日本リカバリー協会(以下、当協会)は、メディカル・データ・ビジョン株式会社(以下、MDV)と業務提携を締結しました。この提携は、休養学の知見をもとにした「パフォーマンスリカバリー投資」の概念を推進し、従業員の健康管理や生産性向上を目指しています。

1. 休養の重要性



健康づくりには栄養、運動、そして休養の三つの要素が必要です。中でも、休養は特に軽視されがちな分野ですが、現代においては重要性が高まっています。デジタルデバイスの普及に伴い、多くの人々が従来の肉体的疲労とは異なる神経系の疲れやストレスに悩まされています。実際、過去25年間で「疲れている」と感じる人の割合が増加し、慢性疲労による経済損失は1.2兆円に達すると言われています。このような背景から、当協会では「休養学」という学問を体系化し、人々が休養を戦略的な投資と見なすことを促進しています。

2. 業務提携の詳細



この提携により、当協会はMDVが開発した「カルテコworkwell」の疲労・ストレス可視化技術と、自らの休養学を組み合わせ、新たなリカバリーモデルを提案します。具体的には、顧客のライフスタイルや疲労状態に応じた休養法を提供し、個人が主体的に疲労やストレスを管理できる手法を整えています。この取り組みには、Emo Scan Approachを利用した客観的測定、主観的評価、データに基づく対応が含まれ、より効果的な健康管理が可能になります。

3. 今後の展望



本提携を通じて、当協会は企業に対して休養の重要性を啓蒙し、従業員の健康と生産性向上を図っていきます。また、個人に最適な休養法の確立を目指し、企業には可視化技術の活用を提案することで、さらなる成果を上げていくことを約束します。これにより、休養を「コスト」から「投資」へと転換し、健康維持と生産性向上の両立を目指します。

4. 結論



日本リカバリー協会とメディカル・データ・ビジョンの提携は、私たちの生活における休養の価値を再評価する重要な一歩です。科学的なアプローチによる休養法の実践は、個人の健康だけでなく、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与するでしょう。今後の展開にぜひご注目ください。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本リカバリー協会
住所
神奈川県厚木市中町4-4-13浅岡ビル4F
電話番号
070-1389-0172

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