ABCドリームファンドがシェアリングエコノミー駐車場予約サービスに出資

ABCドリームファンドが新たな一歩

ABCドリームベンチャーズは、関西の朝日放送株式会社が運営するコーポレートベンチャーキャピタルです。この度、同社が運用するABCドリームファンドが、シェアリングエコノミーの駐車場予約サービス「akippa社」に出資することを発表しました。これにより、同基金のファーストプロジェクトが始まり、社の成長が期待されています。

ABCドリームベンチャーズのミッション

ABCドリームベンチャーズは、「夢をはぐくむ、夢をひろげる、夢をつなげる」という理念を掲げ、優れたベンチャー企業をサポートすることを使命としています。2023年7月に設立されたこのファンドは、朝日放送グループのリソースを最大限に活用し、出資先企業の成長を力強く支援していく方針です。

akippa社の事業内容

akippa社は、全国各地に点在する個人所有の空きスペースや契約のない月極駐車場を活用した駐車場予約サービスを提供しています。利用者はウェブサイトを通じて、徒歩圏内やイベント会場周辺の駐車場を検索・予約できます。このサービスは、車を使う人々にとって便利な解決策を提供し、現在では約3,800拠点の駐車場を全国で展開しています。

特に、イベント時の駐車場不足や空き情報のニーズに対応しており、先進的なシェアリングエコノミーとして注目を集めています。

シェアリングエコノミーの未来

ABCドリームベンチャーズは、シェアリングエコノミーが今後も世界中で重要な需要を持つと認識しています。akippa社との協力を通じて、関西からグローバルに展開することを目指しています。ベンチャー企業の成長を見守りながら、さらなる展開を図るとしています。

ABCとakippaの共同施策

朝日放送は、スポーツや音楽、文化事業のイベントを数多く開いているため、来場者に向けた駐車場サービスが重要な役割を果たします。akippa社と共同で駐車場の確保ができる施策を進めることで、来場者の利便性向上に寄与することを目指しています。

また、これからの展開としては、ラジオ番組の活用やテレビ番組との連携が考えられています。関西地域に密着した情報発信を行い、ドライバー層のリスナーに対してもakippa社のサービスを知ってもらう機会を増やしていく方針です。