WEBセミナー『5人に1人が認知症の時代!再生医療と法的対策の最前線』の開催
公益財団法人がん集学的治療研究財団は、2024年11月27日(水)の19:00から20:00に、認知症をテーマにしたWEBセミナーを企画しています。「5人に1人が認知症の時代」と題し、最新の治療研究や法的観点からの情報を提供するこのイベントでは、認知症についての理解を深める絶好の機会です。
セミナーの特徴と内容
本セミナーでは、最前線の認知症治療に関する情報が提供され、特に京都府立医科大学元学長でがん集学的治療研究財団理事長の山岸久一先生が最新の再生医療に関する研究成果を発表します。特に、脂肪組織由来幹細胞(ADSC)に関する治療法が注目されています。ADSCは、患者自身の脂肪組織から採取した幹細胞を使用するもので、1カ月ごとに点滴投与を行う治療法です。この方法が認知症、さらにはALSなどの治療において、従来の治療法では得られなかった良好な結果を上げているという点が興味深いですね。
さらに、法律的な観点からも重要な議題を取り上げます。シグマ麹町法律事務所の弁護士である松浦剛志先生が登壇し、認知症に関連する相続や仕事に関する法律的注意点を解説します。法的な対策を事前に知っておくことは、特に家族や育成において重要です。
参加対象者にお勧め
このセミナーは、認知症の治療法や再生医療に関する最新情報を求めている方を対象としています。山岸先生による脂肪組織由来幹細胞治療の講演に興味がある方や、認知症に関連する法的対策を知りたい方にも非常に有益です。参加者は、自身の健康や家族の将来について考える良い機会となるでしょう。
登壇者のプロフィール
山岸 久一 先生
京都府立医科大学の元学長で名誉教授、及びがん集学的治療研究財団の理事長である山岸先生は、長きにわたる医療研究の経験を持っています。彼のキャリアは、国内外での研究に裏付けされたもので、特に再生医療の分野において重要な貢献をしています。
松浦 剛志 先生
シグマ麹町法律事務所の弁護士である松浦先生は、企業法務や家庭事件に取り組む一方で、実務経験を生かした法的助言を行なっています。その経験をもとに、認知症に関連した法的問題について分かりやすく解説します。
申込方法
参加希望の方は、以下のURLまたは二次元バーコードから申し込みページにアクセスし、必要事項を記入してください。参加は無料ですが、事前の登録が必要です。
申し込みページはこちら
財団について
がん集学的治療研究財団は、1970年代より設立され、がん治療だけでなく最近では再生医療にまで幅を広げた多岐にわたる活動を行っています。様々な臨床試験を通じて患者に負担の少ない治療法を選択するための支援をしています。近年では、幹細胞を用いた認知症治療のための新たな事業も開始しています。
ぜひ、この貴重なセミナーに参加して、認知症治療の最前線と法的対策について学んでみてはいかがでしょうか。