コパンと80&Companyが提携、健やかな未来を創造する新事業に挑戦

中部および関西地域に67店舗を展開している株式会社コパンが、京都のスタートアップ企業である80&Companyと資本業務提携を締結しました。この新たな連携の背景には、健やかな生活の提供を目指す両社のビジョンがあるといえるでしょう。

提携の背景

コパンは、岐阜県多治見市に本社を置き、直営のスポーツクラブやスイミングスクールを運営しています。創業から31年が経過し、特にスイミングスクールからスタートし、M&Aにより店舗数を増やし続けてきました。今では2府8県にわたり、67店舗を展開するまでに成長しました。しかし、同社は既存の事業領域ではそのポテンシャルを十分に活かしきれていないと感じ、新たなイノベーションを求めていました。

その中で見出したのが80&Companyとの提携です。この会社はオープンイノベーションを推進し、様々なビジネスアイディアを提供しています。特に人と人とのつながりを重視し、テクノロジーだけでなく、伝統文化も大切にする姿勢に共鳴したといいます。

共同の目的

2024年2月19日、コパンは80&Companyと業務提携契約を結びました。その目的は、両社の持つ知見や資源を組み合わせ、新たな事業を創出することです。特にコパンが持つリアルな場を活用し、テストマーケティングや実証実験を行うことで、業界内外を巻き込む新たな価値を創造することを目指しています。

コパンの代表取締役社長、市岡史高氏は、「既存のリソースを最大限に活用し、新しい価値を生み出したい。80&Companyとの提携はその第一歩である」と述べています。また、80&Companyの堀池広樹代表は「コパンの持つアセットのポテンシャルを引き出し、新たな事業開発を推進していく」と期待を寄せています。

この提携により、両社はそれぞれの強みを生かしつつ、協力して革新的なビジネスモデルを築くことができるでしょう。特に、近年のVUCA時代に対応するためには、こうしたオープンイノベーションが重要とされています。新たな市場を切り開く柔軟な発想と取り組みが求められる中、コパンと80&Companyの連携は、注目を集めています。