ジョンソン・エンド・ジョンソンが健康寿命延伸活動を強化する新コンテストを発表

ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループは、健康寿命を延ばすことを目的とした新たな取り組みとして、「ジャパンスマートヘルシーエイジングクイックファイアーチャレンジ 2024」を発表しました。これは、ヘルスケアイノベーター向けのビジネスピッチコンテストで、日本国内外の革新的なアイデアをの募集が始まっています。

このコンテストは、日本を拠点にしたイノベーターや、日本に焦点を当てた革新に取り組む世界中のイノベーターを対象としており、参加者には健康的な長寿を目指すための先進的な科学技術のアイデアを提案するチャンスが与えられます。優れた提案を行ったチームには、総額20万ドルを限度とする助成金が用意され、また1年間のバーチャルアクセスおよび専門家からのメンター制度も受けられる機会が付与されます。

日本における高齢化は進行中であり、2020年には80歳以上の高齢者が10人に1人を超える状況になっています。そのため、高齢者の健康を支えるための技術革新が急務とされています。特に、フレイル（虚弱）状態に対する研究やイノベーションの必要性が高まっており、本コンテストは、これらの課題解決に取り組む科学的進歩を促進することを目的としています。

コンテストでは、以下の分野におけるアイデアが特に求められているとのことです。
1. がん領域（オンコロジー）
2. データサイエンス及びデジタルヘルステクノロジー
3. 眼科領域（白内障手術、眼内レンズ、コンタクトレンズ等）
4. ロボティックス及びデジタルテクノロジー
5. バイオメディカルテクノロジー（バイオメドテック）
これらの分野は、高齢者の健康寿命延伸と生活の質（QOL）向上に寄与する重要なテーマとなっており、参加者にはそのようなテーマに沿った革新性のあるアイデアを期待しています。

この取り組みは、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループの「スマートヘルシーエイジングイニシアチブ（SHAI）」の一環となっており、健康寿命延伸に至る道筋を共に切り拓いていきたいという思いが込められています。SHAIは、メドテックや革新的な医療ソリューションの普及を目指すもので、病院や学術機関、企業と連携し、高齢者の生活向上を図る総合的なアプローチを提供しています。

興味のある方は、2025年1月31日までに応募が可能です。応募方法に関する詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。ここで、革新的なアイデアが生まれ、高齢化社会のニーズに応えるソリューションが開発されることを期待しています。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、世界中で健康に関わる問題に取り組んでおり、今後も革新的なヘルスケアソリューションの開発を推し進めることで、多くの人々の生活をより豊かにすることを目指しています。