江東区の小学生がブルーシャークスの運営体験！未来を見据えたプロジェクト

江東区の小学生がブルーシャークスの試合運営を体験！

2025年4月12日、東京・江東区にある夢の島競技場で行われた「JAPAN RUGBY LEAGUE ONE」の一戦で、江東区の小学6年生2名がスポーツイベントの運営を体験するという特別な機会が訪れました。この取り組みは、住友不動産商業マネジメント株式会社が運営する複合商業施設「有明ガーデン」と清水建設江東ブルーシャークスの共同プロジェクト「夢探しプロジェクト」として実施されました。

ブルーシャークスとの地域連携の重要性

江東区の子どもたちに地元スポーツチームとの連携を通じて、「仕事」や「地域」を意識させることを目的としたこのプロジェクト。有明ガーデンは子育て世代に寄り添った施設運営を目指し、地域企業との更なる結びつきを強化しています。ブルーシャークスも地域密着型のクラブとして、子どもたちにスポーツやラグビーの魅力を伝えることに注力しています。

当日は、参加者の小学6年生2名が試合運営の様々な業務に挑戦しました。試合前に行われたオリエンテーションでは、運営方法や役割について学びましたが、当日になると、緊張した面持ちで会場に臨むこととなりました。

実際の体験内容

参加した子どもたちは、座席の清掃からグッズ販売のサポート、チラシの配布、試合後の選手お見送りまで、多岐にわたる業務に取り組みました。業務を進める中で、それぞれの役割をしっかりと果たし、試合運営の奥深さややりがいを感じることができたのです。

子どもたちの感想

体験後、髙山真太郎さんは、「モップの水を絞るのが大変だったが、サポートする人たちの重要性を理解した。お客さんからの「ありがとう」の一言が特に嬉しかった。これからも感謝の気持ちを忘れずにいたいと思う」と、感謝の大切さとともに楽しさも感じていました。

また、真嶋蒼さんは、「チラシ配りやグッズ売り場での案内は暑さが大変だったが、選手からの声援が励みになった。仲間と協力することで仕事の難しさがわかり、もっと挑戦したい」と語りました。

このように、体験を通じて地域のスポーツに携わることや仲間との絆の重要性を実感していたのです。

企業の信念と今後の展望

住友不動産商業マネジメントの担当者は「地域の子どもたちが地元の施設やチームに触れ、将来への考えを深める機会を提供できたことを嬉しく思う」とコメントし、今後も地域愛を育む取り組みを続けていく意向を示しました。

ブルーシャークスの担当者も「ラグビーを通じて地域に貢献し、子どもたちに支える仕事の大切さを伝えることが大事です。これからもスポーツを通じて地域貢献を進めていきます」と語りました。

結論

この「夢探しプロジェクト」は、地域と未来を築くための重要な一歩となりました。参加した子どもたちが自らの将来を描く手助けとなるよう、住友不動産とブルーシャークスは今後も地域密着の取り組みを進めていくことでしょう。スポーツを通じた教育的・社会的価値を体感できる体験は、これからの地域にとって欠かせないものです。