むすびば株式会社が技能実習生向けのオンライン日本語教育パートナー制度を開始

むすびば株式会社が日本語教育の新たなパートナー制度を発表

技能実習生向けのオンライン日本語教育を手掛けるむすびば株式会社は、新たに監理団体とのパートナー制度を設けることを発表しました。この制度は、技能実習生と日本企業のコミュニケーションを円滑にすることを目的としており、皆が求めている日本語教育のニーズに対応するものです。

技能実習制度の変化と日本語教育の重要性

昨今、技能実習制度は「育成就労制度」に移行する方針が固まってきています。この変更により、技能実習生に対して求められる日本語教育の重要性はますます高まっています。具体的には、入国時に日本語のレベルを条件とするなど、さまざまな施策が検討されていますが、実際には日本語が話せない実習生が少なくない現状もあります。受け入れ企業からは「実習生の日本語能力を向上させたい」との要望が寄せられていますが、監理団体にはその対応に関する負担がかかっているのが現実です。

パートナー制度による日本語教育の普及

むすびば株式会社は、2020年から本格的にオンライン日本語教育を始め、すでに100社以上の企業でそのサービスを展開しています。しかし、実習生が必要とする日本語教育はまだ十分に行き渡っておらず、多くの現場でコミュニケーションの問題が生じています。そのため、むすびばは新たに監理団体と協力し、オンライン日本語教育をより多くの技能実習生に届けることを目指したパートナー制度を導入しました。

監理団体へのメリット

このパートナー制度により、監理団体は受け入れ企業から日本語教育に関する相談を受けた際に、むすびばのサービスを選択肢の一つとして提案できるようになります。また、監査の際にむすびばのサービスを紹介することで、通常業務の範囲内で導入が可能となります。さらに、優良監理団体としての要件を満たすためのポイントを獲得できるほか、むすびばからのインセンティブも受けられるため、双方にとってメリットの多い制度です。