フリーコンサル独立の理由
2025-12-03 12:28:27

フリーコンサルの独立理由は「事業立ち上げ」と「ワークライフバランス」が主流に

フリーコンサル実態調査の成果



近年、専門性の高いコンサルタントがフリーランスとして独立するケースが増加しています。株式会社Groovementが提供する「Strategy Consultant Bank」および「IT Consultant Bank」が実施した「フリーコンサル活動に関するアンケート」の結果に基づき、プロフェッショナルたちがどのような理由で独立し、どのように活動しているかを探ります。

独立の動機:収入を超えた目的


調査の結果、フリーコンサルタントたちが独立を決意した理由の第一位は「自身の事業を立ち上げたいから」が31%であり、続いて「ワークライフバランスを重視したから」が30%でした。この結果は、従来の「高収入」を求めるライフスタイルから、より自己実現や充実した生活を求める傾向にシフトしていることを示しています。実際、収入増を理由とする回答は12%に留まっています。

高い専門性が求められる市場


フリーコンサルタントが従事する案件の多くは戦略系で、これは市場が高い専門性を求めていることを反映しています。税抜の月単価は160万~180万未満が最も多く、全体の約8割が140万円以上で稼働していることが確認されました。これは、プロフェッショナルの価値が市場で真剣に評価されている証拠と言えます。

ライフスタイルの向上と収入の両立


フリーコンサルとしての働き方に切り替えた結果、「生活の満足度が上がった」と答えた人は96%に達し、86%が「時間の融通が効くようになった」と感じています。収入が増加したと実感しているフリーコンサルは86%に上り、そのうち73%が「年間100万円以上増えた」と回答しています。これにより、プロとしての自律性と経済的な安定の両立が実現されています。

マッチングサービスの重要性


案件の獲得方法として、「仲介エージェント経由」が63%を占める結果が出ました。フリーコンサルにとって信頼できるエージェントとの関係は、安定した案件の獲得に不可欠です。しかし、クライアント側のプロジェクト管理に課題があることも浮き彫りになり、「スコープやタスクが曖昧なまま進行する」との回答が最多でした。

自律型プロフェッショナルという新たな形


フリーコンサルはもはやただの外部リソースではなく、主体的に事業を展開し、企業に価値を提供する存在です。調査結果からは、この自律性がますます求められていることが見て取れ、企業は丸投げではなく主体的なプロジェクト参画が必要とされています。これこそが、日本の産業全体の競争力向上に繋がるでしょう。

代表取締役のコメント


浴野真志代表取締役は、今回の調査結果が自らキャリアをデザインし、事業を立ち上げようとするプロフェッショナルたちの信念を裏付けるものだと強調しました。今後も、私たちはフリーコンサルタントが持つ多様な才能を生かし、企業と共に成果を上げるべく支援を続けていきます。

まとめ


今回の調査は、フリーコンサルタント市場の成熟化を示す重要なデータであり、企業とフリーコンサルの間における共創型パートナーシップの重要性が高まっています。この新たな働き方が企業の変革を加速させ、日本の経済成長に寄与することが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社Groovement
住所
東京都渋谷区神南1丁目23−14
電話番号
03-4500-1800

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