光学分解能0.6μmを実現した新型ビームプロファイラの登場

新型ビームプロファイラの特徴

株式会社光響が目を引く新製品「NFP測定用ビームプロファイラ（LBP-C05VIS-BE-SP02）」を発表しました。この製品は、半導体レーザーや光ファイバーの近視野測定を実現するために開発されています。特に注目すべきは、その光学分解能が0.6μmであることです。これは、光の波長に対する高い感受性を持ち、精密なビームプロファイルの解析を可能にする技術です。

ビームプロファイラとは?

ビームプロファイラは、光源から出射されるレーザービームの断面形状や強度分布、ビーム径を可視化、数値化するための重要な測定機器です。さまざまな分野において、開発・製造・品質管理などで使用され、精度の高いビーム特性の評価において欠かせない存在です。

これまで、特に30μm以下の微小なビーム径に関する測定は課題とされてきました。しかし、光響はそのニーズに応えるために、「微小ビーム径測定光学系」を開発し、今回の新製品もその技術を基にしています。

NFP測定用ビームプロファイラの仕様

新たにラインアップに加わったLBP-C05VIS-BE-SP02は、次のような特徴を持っています。

- 光学分解能：0.6μm（波長790nmにおける理論値）
- 適応対象：半導体レーザー、光ファイバー
- ビーム分布の高精度観測：近視野での分布測定が可能

このビームプロファイラは、精密な測定を求める研究者や技術者にとって、非常に重要なツールとなるでしょう。

導入支援とカスタマイズ

株式会社光響は単に製品を提供するだけではなく、使用環境に応じた導入の提案を行っています。様々なビームプロファイラのオプションと組み合わせることで、利用者に最適な測定ソリューションを提供しています。デモ機を用いた実証や、ニーズに合わせた測定環境の提案も行っており、興味のある方はぜひお問い合わせをお勧めします。

お問い合わせ情報

製品について詳細を知りたい方や導入を検討されている方は、以下の連絡手段をご利用ください。

- URL：株式会社光響問い合わせフォーム
- 電話：080-8841-1453（平日9時〜18時）
- メール：[email protected]

まとめ

新型ビームプロファイラ「LBP-C05VIS-BE-SP02」は、光学分解能0.6μmという画期的な技術により、半導体レーザーや光ファイバーの測定において新たな可能性を切り拓きます。その卓越した性能は、研究開発の現場での利用が期待されます。詳細な情報については、公式サイトをチェックしてみてください。