東京オートサロン2025にブリッドが魅せる最新カスタムカーシートの未来

東京オートサロン2025に出展するブリッド株式会社

愛知県東海市に本社を構えるブリッド株式会社は、2025年1月10日から12日まで千葉市の幕張メッセで開催される世界的なカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」に出展することを発表しました。このイベントは、毎年多くの自動車ファンや業界関係者が訪れ、最新のカスタムカーや関連製品が展示される祭典です。

ブリッドは、特にレーシングカー向けの「バケットシート」に定評があり、自社の主力製品として多くの人々に愛されています。それに加え、乗用車向けのコンフォートシートやトラック専用シート、さらにゲーミングチェアやオフィスチェアなども手がけており、多岐にわたる製品ラインナップを展開しています。東京オートサロンでは、これらの最新製品を実際に体験できる機会が提供され、訪れる方々はシートのホールド性やデザイン、品質の高さを直接感じることができます。

2025年の新たなトレンドコンセプト

ブリッドは、シートを起点に自動車カスタマイズに新しいニーズを見出すことを目指しています。その一環として、レーシングミクなどの人気キャラクターや著名な作品とのコラボレーション、さらにはチャイルドシート専門メーカーとの共同開発製品も展開し、様々なジャンルを開拓していきます。これにより、ホールド性、安全性、快適性を兼ね備えた製品ラインがさらに充実し、ドライバーのニーズに応える新たな選択肢が提供されます。

ブリッドの多様な製品展開には、プロフェッショナル向けのレーシングシートやドレスアップ向けシート、メディカルシート、チャイルドシート、さらにはキャスターチェアも含まれており、多種多様なユーザーに対応しています。東京オートサロン2025では、約50脚のシート製品が展示される予定で、来場者は新しい体験を楽しむことができるでしょう。

出展予定の新製品

東京オートサロン2025では、以下の新製品が発表されることが期待されています：

- ZETAⅣ レーシングミク2024Ver.：グッドスマイルレーシングとのコラボモデルの第3弾。
- GR TOYOTA Gazoo Racing x GROW Design AERO STABILIZING SPORT SEAT：レーシングドライバー佐々木雅弘氏によるプレミアムなスポーツリクライニングシート。
- HYPERⅡ：新たに高い強度基準FIA2021規格に準拠した競技専用モデル。
- GRAMAX：スーパーワイドモデルで、従来品よりも大きく横幅が拡大。
- ERGOSTER：高級感と肌触りの良さを兼ね備えたコンセプトモデル。
- GIASⅢ：高い防汚・防水性を持つ新素材合皮を表皮に使用。
- Konforte Racing：15ヶ月から12歳まで使えるチャイルドシート、LEAMANブランドとの共同開発。
- シートレールアップデートキット：既存のシートレールに取り付けることで剛性がアップする補強パーツ。

特に、ZETAⅣ 新コラボレーションモデルは、1月10日のプレスカンファレンスで発表される予定です。この記者発表会は、YouTubeのBRIDEチャンネルやAUTO SALON TVで生中継されるため、オンラインでも多くの人々がこのイベントに参加することができます。

ブリッドの歴史と展望

ブリッドは1981年に設立され、3,000万円の資本金と20名の従業員を抱え、年間売上高は約15億円に達しています。43年もの間、大勢や流行に流されず、自動車レース用シートの質の追求を続けてきたブリッドは、国内トップの地位を築き、世界でも指折りのスポーツシートメーカーとして知られています。レース用製品だけでなく、乗用車やトラック、さらには家庭やオフィス用といった多様な分野でも展開を進めています。

東京オートサロン2025での出展を通じて、ブリッドはさらなる市場拡大を目指し、より多くのユーザーに優れた製品を届けていくことでしょう。カスタムカーシートへの関心が高まる中、ブリッドの斬新なアイデアやコラボレーションがどのように実現されるのか、その展開に期待が高まります。