アイエスエフネットが韓国・永進専門大学と協力
東京都港区に本社を置く株式会社アイエスエフネットは、2026年の入社に向けた新たな採用活動の一環として、韓国の永進専門大学の学生を対象にした事前面接プログラムを実施しました。このプログラムは、7月13日から7月26日の期間に行われ、12名の学生が参加しました。
事前面接プログラムの目的
アイエスエフネットは、2017年に韓国の永進専門大学との協定を締結し、以降優秀な学生を積極的に採用しています。今年のプログラムでは、日本でのキャリア形成を目指す学生たちが実際の就労環境を具体的にイメージできるようサポートすることを目的としています。
プログラム内容
期間中は、学生たちは実際の採用面接に参加しただけでなく、日本のビジネスマナーに関する授業も受講しました。さらに、卒業制作の成果をアイエスエフネットの社員に向けて日本語で発表するという貴重な機会も提供されました。
学生たちによる発表テーマは、金融機関における高度なセキュリティ対策や災害時の迅速対応システムといった、社会的に重要な課題を扱っています。これらのプロジェクトにはAIやクラウド技術が活用されており、学生たちの技術力の高さがうかがえました。
参加者の声
参加した学生たちは、プログラムを通じて得た経験を大いに評価しています。ある学生は、「日本の企業文化を学びながら自分の技術を日本語で発表できたことが、自信につながりました。今後、日本でエンジニアとして働きたいという気持ちが強まりました」と語っています。
また別の学生も、「名刺交換や質疑応答など、実践的なマナーを学べる貴重な体験でした。プロの方からの厳しい質問を受けて、自分の課題が明確になりました」との感想を述べました。
アイエスエフネットコリアの役割
アイエスエフネットは2006年に韓国支社を設立し、IT業界の問題解決に向けてさまざまなソリューションを提供しています。同社は今後も韓国エンジニアの採用を積極的に進めていく方針で、日韓に限らず国際的なビジネスを強化する活動を展開しています。
企業のビジョン
アイエスエフネットは、クラウド、サーバー、ネットワークセキュリティといったITインフラを中心としたサービスを展開する企業です。現在、約2,300名のエンジニアが在籍しており、国内外に多くの拠点を構えています。企業として「人財育成会社」を掲げ、エンジニアの育成に注力しています。
まとめ
日本での就業を目指す学生に向けたアイエスエフネットの事前面接プログラムは、単なる面接対策にとどまらず、将来のキャリアを見据えた貴重な学びの場を提供しています。今後の日本と韓国の架け橋となる若手エンジニアたちの活躍に期待が高まります。