京都芸術劇場春秋座とその周辺が、2日間限定で「瓜生山サマーパーク」として開放されます。
ひびのこづえが衣装を手がけたダンスパフォーマンスや、演劇団体「マームとジプシー」によるパフォーマンスなど、多彩な舞台芸術が楽しめます。さらに、子供も大人も楽しめるワークショップや、インクルーシブ遊具の遊び場も設置され、一日中楽しめるイベントとなっています。
ダンスパフォーマンスでは、藤村港平×ひびのこづえ×川瀬浩介による「MAMMOTH」が上演されます。絶滅したマンモスが蘇り、未来への希望に満ちたダンスパフォーマンスは必見です。また、マームとジプシーによる「しずくとなみだ」では、藤田貴大が紡ぎ出す言葉の世界に浸ることができます。
ワークショップでは、ひびのこづえによる「ちいさな生きもののブローチをつくる」や、藤田貴大による「地図のワークショップ」など、個性豊かなプログラムが用意されています。子供向けだけでなく、大人も楽しめる内容となっています。
会場には、株式会社アネビーが協賛する「アネビーインクルひろば」も設置されます。子供たちの「できた!」を育む楽しい遊具が設置され、誰でも自由に伸び伸びと遊べる環境が提供されます。
さらに、講演会+対談「『遊び』って何だろう?」では、遊び環境アドバイザーの横山諭氏、小規模保育園Cherry’s Hug東向日園の園長の松野敬子氏、いんふぁんとroomさくらんぼ代表理事の神戸常盤大学子ども教育学科非常勤講師が登壇します。「遊び」を通して子供たちの発達について考える貴重な機会です。
映画上映会では、株式会社アネビーが協賛する「こどもかいぎ」が上映されます。保育園で開かれた会議の様子を1年間撮影したドキュメンタリー映画で、子供たちの奇想天外な発想とまっすぐな言葉に、大人も子供も心を動かされること間違いなしです。
イベントは入場無料ですが、事前申込が必要です。ワークショップなど一部有料のプログラムもありますので、詳細は劇場ホームページでご確認ください。
京都芸術劇場春秋座は、2001年に京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)内に開設された本格的な劇場です。歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場である春秋座と、現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場であるstudio21の2つの空間から成り立っています。伝統演劇から最先端のパフォーマンスまで、幅広い舞台芸術をカバーできる施設となっています。
瓜生山サマーパークは、大人も子供も楽しめるイベントです。ぜひ足を運んで、楽しい夏の思い出を作りましょう。