レノボ、ビジネス向け省スペースPC「ThinkCentre neo」シリーズを発表

レノボが新たなビジネスPC「ThinkCentre neo」シリーズを発表

2023年、レノボ・ジャパン合同会社は、3種類のビジネス向け省スペースデスクトップPC「ThinkCentre neo」シリーズを発表しました。この新シリーズは、リモートワークや多様な働き方に対応するために設計されており、パフォーマンスとコストパフォーマンスの両立を追求しています。

1. ThinkCentre neo 55a 24 All-In-One Gen 6

最初に紹介するのは、AMD プロセッサーを搭載した「ThinkCentre neo 55a 24 All-In-One Gen 6」です。これは、23.8インチのディスプレイを一体化した薄型PCで、最大でRyzen AI 7 350プロセッサーを搭載可能です。加えて、AI処理性能は最大50 TOPSを実現し、AI対応業務に最適です。詳細な仕様としては、

- OS：Windows 11 Pro / Home
- メモリ：最大32GBのDDR5
- ストレージ：最大2TBのM.2 SSD
- インターフェース：多彩なポートを装備し、Wi-Fi 6やBluetooth 5.4にも対応

このモデルは、ブルーライト軽減機能やフリッカーフリー機能が搭載されており、目にも優しい設計です。また、高画質カメラやデュアルマイクも組み込まれており、快適なビデオ通話が可能です。価格は233,200円（税込）で、2025年7月23日に発売予定です。

2. ThinkCentre neo 55s Small Gen 6

次にご紹介するのは「ThinkCentre neo 55s Small Gen 6」です。こちらもAMDプロセッサーを搭載し、最大でRyzen AI 7 350を利用可能です。スリムなデザインでありながら、32GB以上のメモリや最大4TBのストレージのカスタマイズが可能で、柔軟な拡張性を実現しています。主な仕様は以下の通りです。

- OS：Windows 11 Pro / Home
- メモリ：最大64GBのDDR5
- ストレージ：M.2 SSDと3.5インチHDDの合計最大4TB

これにより多様なWorkloadへの対応が可能です。こちらの価格は172,040円（税込）で、発売日も同じく2025年7月23日、初回はRyzen 200シリーズのみの提供となります。

3. ThinkCentre neo Ultra Gen 2

最後に登場するのは、「ThinkCentre neo Ultra Gen 2」です。これは最大Intel® Core™ Ultra 9プロセッサーを搭載可能で、最大30TOPSのディスクリートNPUを選択することもできる高性能なPCです。このモデルの特筆すべき点は、NVIDIA® GeForce RTX™ 5060を装備し、クリエイティブワークやAI開発にも対応した性能を持っています。また、

- OS：Windows 11 Pro / Home
- メモリ：最大64GBのDDR5
- ストレージ：最大6TBのM.2 SSD

特にクリエイティブやエンタープライズ系の用途に最適です。価格は479,600円（税込）で、同じく2025年7月23日が発売日です。

まとめ

これらの新しい「ThinkCentre neo」シリーズは、ビジネスシーンでの多様化するニーズに応えると同時に、AI活用を考慮した設計が施されています。特にリモートワークやハイブリッドな働き方を行う法人ユーザーにとって、注目のラインアップとなることでしょう。レノボは、より快適で効率的なビジネス環境を提供していくことを目指しています。