ELLEの新たなプロジェクトが始まる
2025年、女性のエンパワーメントを先導してきた象徴的なブランド、ELLE(エル)が創立80周年を迎えます。この特別な年を祝うために、ELLEは自身の根底にある価値観を再確認し、グローバルイベントを通じて世界中の女性たちを励まします。
グローバルな影響力
毎月2億5,000万人の読者を持つELLEは、世界中で50の国際版を展開する、女性向けメディアの最大手としての地位を確立しています。メディアの枠を超え、SNS、イベント、商品・サービスを通じて、ELLEの美学を世界中に伝えています。80周年は、単なる記念日ではなく、ファッションやライフスタイルにおいて女たちが進化してきた過程を改めて考える機会ともなります。
アートと女性のつながり
ELLEの80周年記念プロジェクトでは、「アート」と「シスターフッド」をテーマにした巡回展が世界各地で開催されます。毎年選ばれた31名の女性アーティストが、ELLEの理念にインスパイアされた特別なアート作品を制作し、すべての作品はアーティストの寄贈によるものです。展覧会は、2025年の大阪・関西万博フランス館をスタート地点とし、その後、バンコク、ニューヨーク、パリと続きます。
大阪では2025年8月に、バンコクでは9月、ニューヨークで10月、そしてパリでは11月に公開予定です。パリでの展覧会では、チャリティオークションも行われ、その収益は国際NGO団体「CARE」を通じて、世界中の女性たちの支援に活用されます。
メディア体験を超えて
このプロジェクトに合わせて、ELLEは国際版の誌面やデジタルプラットフォームでも特集企画を展開します。アーティスト紹介や制作過程、彼女たちの社会的活動に関する独自のコンテンツが提供され、80年の歴史を振り返る回顧企画も予定されています。
限定コレクションの発売
さらに、5名のアーティストによるアートを取り入れた限定カプセルコレクションも発売予定です。これはファッションとアートを結びつけた特別なラインとして、ブランドのスタイルコードが反映されるでしょう。
未来へのメッセージ
ELLEの歴史は、女性たちと共に歩んできた道のりに深く根ざしています。この80周年の記念は、単なる過去の振り返りにとどまらず、今後も女性の解放と社会変革のための強力なメッセージを発信し続ける意志の表れです。世界中から寄せられる期待に応えつつ、女性、アート、そして創造性を祝福する取り組みを推進していく計画です。
コメント
ELLE InternationalのCEOであるコンスタンス・ベンケ氏は、「ELLEの歴史は常に女性の歴史と深く結びついています。今回のアニバーサリーは、私たちのコミットメントを具体的な行動を通じて再確認する時間です。」と述べました。一方、CAREのディレクター、アデア・ギヨット氏は、「女性と平等を支援することが、公正で持続可能な社会を築く鍵であるという信念を共有しています。」とこのプロジェクトの意義を語っています。
以上のように、ELLEはその80年間の歩みを振り返りつつ、新しい時代に向けての挑戦を次々と展開し、女性たちに力を与えていく姿勢を強調しています。今後の展開が楽しみですね。