大阪府内の中小企業が集まる交流会が開催されます
大阪府では、中小企業の新事業展開を支援するための「新事業展開テイクオフ支援事業」を実施しています。このプロジェクトは、過去3年間で約1,150の事業者を支援してきましたが、そのうち約50%は年商5000万円未満の小規模事業者です。これらの企業は、新たな事業を立ち上げるための人材や資金、ノウハウに不足している現状にあります。
新事業展開テイクオフ支援事業の目的
今月、令和6年度の支援プログラムがスタートし、事業者たちが新たなビジネスチャンスを探るために集まります。この交流会では、新事業に挑戦中の企業が意見を交換したり、ノウハウを磨いたりすることを目指しています。
プログラム内容
交流会では、次の二つのプログラムが用意されています。
1. 基調講演
テーマは「小商いのつくり方~年商5000万までのビジネス論~」。ゲストには、『docket store』の店主である山下義弘氏が招かれます。彼は無印良品での経験を経て、文具と収納用品に特化した新しいビジネスを立ち上げました。特に彼の作った「レシートスキャンボード」は、スマホカメラでの領収書撮影を快適にする商品として話題となっています。基調講演を通して、スモールスタートの新規事業の作り方についての知見を深める機会です。
2. 自由交流
基調講演の後は、参加企業の取り組みを紹介する時間と自由交流の場が設けられます。QUINTBRIDGEの会員を含む中小企業が新事業を共に進めるきっかけを創出するための交流が行われ、すでに多くの成功事例が生まれています。
例えば、和紙問屋とパッケージ製造業が協力して新しいパッケージを開発したり、畳店が開発した雑貨を抹茶カフェで販売するなど、多彩なコラボレーションが行われています。
イベントの詳細
- - 開催日時:2025年3月11日(火)13:30~17:00
- - 開催場所:QUINTBRIDGE(大阪市都島区東野田町4丁目15番82号)
- - 参加費:無料
このイベントは、大阪府主催の下、公益財団法人大阪産業局が事務局を担当します。また、この事業を通じて、地域経済の活性化や新たなビジネスの創出に向けた取り組みが進められています。
公益財団法人大阪産業局について
この組織は、大阪府内の中小企業の経営力強化や創業支援を行い、健全な事業創出を図ることを目的としています。大阪経済の発展を目指し、支援機関と連携して様々なサポートプログラムを提供しています。
私たちの新事業展開を後押しするためのこの交流会は、もちろん取材歓迎です。新しいビジネスの可能性を感じながら、ぜひご参加ください。
詳細な情報は
こちらでご確認いただけます。