ヒアルロン酸注入の合併症率が明らかに!
近年、美容医療の中でも人気の高いヒアルロン酸注入。多くの人々が手軽に美を追求する中、TCB東京中央美容外科の田村太一医師をはじめとする研究チームが、ヒアルロン酸注入に伴う重篤な合併症の発生率についての大規模な調査を行い、その結果が国際医療ジャーナル「Annals of Plastic Surgery」にて発表されました。
1. 研究の背景
ヒアルロン酸は、その優れた安全性と効果から、世界中で顔のフィラ―として利用されています。しかし、稀ではありますが感染や血流障害が引き起こす皮膚壊死や失明といった合併症のリスクも存在します。これまで、単一の施設内で多くの症例を対象にした合併症の詳細なデータは十分に蓄積されていなかったため、本研究が実施されることとなりました。
2. 研究方法と結果
調査の対象となったのは、2020年8月から2024年4月の間にTCBで施術を受けた209,083件のヒアルロン酸注入症例です。この全データをもとに、重篤な合併症の発生状況を検討したところ、感染が2件、血流障害が10件確認され、合併症発生率はわずか0.0041%という結果が得られました。
特に顎や法令線の感染、法令線および鼻での血流障害、額での血流障害が多数報告されています。これらの症例は、医師たちが注意を払うべき指標として非常に重要です。
3. 結論と今後の課題
研究の結果、ヒアルロン酸注入に伴う重篤な合併症の発生率は極めて低いことが示されましたが、医療現場ではさらなる安全対策が求められます。特に、多くの美容クリニックが同様の施術を行っている中で、術後の合併症をいかに防ぐかが重要なテーマとなるでしょう。
TCBは今後も安全性の向上や新たな研究に取り組み、患者様に安心して施術を受けていただける環境を整えていく方針です。
4. TCBの学術研究活動
TCBの研究活動は今回の論文に限らず、数多くの学術的な成果を挙げています。例えば、2025年2月には目の下のくまを取り除く手術に関する研究を発表し、全国規模で注目を集めました。また、経皮的埋没式重瞼術の術後合併症や、顎下脂肪吸引におけるフィブリンシーラントの有効性に関する研究も注目されています。
各研究は、常に安全性と効果を追求し、患者様に最良の美容医療を提供するための鍵となるでしょう。
5. お問い合わせ先
今後もTCBの研究にご期待ください。詳しい情報や施術については公式ホームページをご覧ください。
TCB公式サイト
TCB梅田大阪駅前院 〒530-0057 大阪府大阪市北区曽根崎2-8-15 K’sスクエアビル 3F 電話予約:0120-197-262
まとめ
ヒアルロン酸注入に関する大規模な調査が実施された結果、合併症率は非常に低いことが明らかとなりましたが、それでもより安全に行うための努力は続けていかなければなりません。TCBの取り組みは今後の美容医療の発展に大いに寄与することでしょう。