飯綱町が楽天と共にふるさと住民登録制度推進を本格化

飯綱町が新たな地域振興策として楽天と連携

長野県飯綱町が、楽天グループ株式会社と手を組み、「ふるさと住民登録制度」推進に向けた新しい取り組みを始動させました。特に注目されるのは全国のファンを対象にしたファンクラブ「いいづなリンゴ部」の設立です。この特設サイトを通じて、飯綱町の特産品や観光情報、イベント情報を発信することで、住民外の方々にもふるさとを身近に感じてもらおうという意図があります。

魅力ある特典が満載

「いいづなリンゴ部」のファンクラブ会員には、特別な特典が用意されています。具体的には、飯綱町の最新情報や限定キャンペーン、さらには特産品のプレゼント企画も行われます。このような特典を通じて、ファンとのつながりを深め、町への愛着を育むことを目指しています。

ふるさと納税への新しい道

また、参加者は「楽天ふるさと納税」を利用して飯綱町を支援することができ、町との関わりを持続的に維持できる仕組みも整えられています。これにより、町は全国のファンを増やし、2026年に計画されている「ふるさと住民登録制度」のスタートに備え、様々な取り組みを進めています。既に開始から数日で1000人以上が登録しており、その人気の高さを物語っています。

楽天社員も体験に参加

さらに、楽天グループでも「社内限定ふるさと住民登録制度体験キャンペーン」が展開されています。社内で飯綱町のふるさと住民としての登録体験を実施しており、すでに117名の社員が参加を希望しています。2025年8月29日には、楽天グループ本社での体験イベントが予定されており、参加者は飯綱町の魅力を直に体感できる機会を得られます。

持続可能な地域づくり

飯綱町は今後も、町内外の皆さんと共に地域の魅力を発信し、持続可能なまちづくりを推進していく方針です。高原の豊かな自然環境の中、コロナ禍で強まっている地方移住への関心にも応えている飯綱町は、住みやすい町を目指して各種助成制度を整備しています。そのため、移住を考えている方々にはお気軽に相談してほしいとのことです。

出典:

町の概要

飯綱町は、長野県北部に位置し、豊かな自然環境が広がる里山の町です。周囲には多くの観光地が点在し、東京からもアクセスしやすい立地です。自然を生かした環境での子育ても評価され、住み続けたい街ランキングでも高評価を得ています。移住希望者向けの助成制度も用意されているため、興味がある方はぜひ問い合わせてみてください。