宇宙画の新たな挑戦
2013-11-12 15:22:22

天体細密画家・岩崎賀都彰氏の宇宙画をブランディングする事務局設立

天体細密画家・岩崎賀都彰氏の作品をさらに多くの人に届けるため、ソラジェクト事務局が設立されました。事務局の代表を務める岩本欣也氏と藤原純衛氏は、宇宙や星に関する作品をブランディングし、次世代に伝えることを目指しています。

岩崎賀都彰氏は、宇宙や星の魅力を広めるため、50年以上にわたり作品制作に取り組んできました。彼の作品は、まるで写真のように精巧で、NASAの専門家たちからも高い評価を受けています。特に、カール・セーガン博士との共著画集や「ニュートン」などの科学関連雑誌の表紙に掲載されるなど、その存在感は群を抜いています。また、「小惑星7122 iwasaki」という名で国際天文学会連合からも認められるなど、彼の活動は広く知られています。

現在、彼の作品が展示されているのは美ヶ原高原美術館です。2013年4月24日から11月17日までの期間中、「岩崎賀都彰の宙アート」と題した展示も行われています。この展示では、宇宙の美しい風景を描いた数多くの作品を観ることができ、多くの来場者が宇宙の魅力を再発見しています。

さらに、株式会社イーブックイニシアティブジャパンが発表した新しいプロジェクトでは、国際宇宙ステーション(ISS)内で宇宙飛行士の若田光一氏が岩崎氏の宇宙画を含む電子書籍を読むという画期的な試みが始まります。これは、商業目的で宇宙での電子書籍利用が初めてのケースとして注目されています。宇宙での読書経験を通じて、岩崎氏の作品がより多くの人々に触れられることを期待されており、収録された映像は後日、電子書籍配信サイト「eBookJapan」でも公開される予定です。

11月27日には、ソラジェクト事務局の創設を記念するイベントが開催されます。この日には、岩崎賀都彰氏の代表作「テチス衛星の赤道付近から見た土星」をはじめとする多くの原画が展示される予定で、参加者はこの素晴らしい作品を間近で楽しむことができます。また、岩崎氏本人によるトークショーも行われ、科学作家の竹内薫氏が司会を務める予定です。

イベントは渋谷区恵比寿のアクトスクエアで開催され、参加費は3,000円となります。パーティー参加者は、8,000円で入場することができます。

ソラジェクト事務局は、今後も様々な形で宇宙細密画の魅力を伝える新たな商品の開発やブランディング活動に取り組んでいく旨を表明しています。これにより、世代を超えた多くの人々に宇宙の魅力を広めていくことでしょう。興味がある方は、ぜひ最新の情報をソラジェクトの公式サイトやFacebookページでチェックしてください。

会社情報

会社名
有限会社蟻塔
住所
神奈川県横浜市南区 南吉田町1丁目3番地
電話番号
045-250-0963

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