大阪市立美術館リニューアル
2024-07-04 15:53:35

大阪市立美術館、2025年3月1日リニューアルオープン!約2年半の大規模改修を経て、新たな姿に

大阪市立美術館、2025年3月1日リニューアルオープン!



2022年10月から始まった約2年5か月に及ぶ大規模改修工事を経て、大阪市立美術館が2025年3月1日にリニューアルオープンを迎えます。

1936年5月に日本で3番目の公立美術館として開館した大阪市立美術館は、国宝や重要文化財を含む約13,500件の貴重な作品を収蔵しています。長年、大阪市民をはじめ多くの人々に美術・芸術に親しむ機会を提供してきました。

今回の大規模改修では、建物の外観は国の登録有形文化財として保全しながら、展示・収蔵環境の向上を目指しました。美術館の心臓部ともいえるこれらの機能強化に加え、より多くの人が気軽に訪れられるよう、新エントランスや無料ゾーンの設置など、現代にふさわしい「ひらかれたミュージアム」を目指したリニューアルとなっています。

新エントランスやカフェ、ミュージアムショップが誕生!



リニューアルの目玉となるのは、公園のグラウンドレベルからアクセスできる新エントランスです。エスカレーターで中央ホールへ上がれるようになり、より入りやすくなりました。

新エントランスには、ミュージアムショップもオープン。また、近代日本庭園の慶沢園を望むテラスには、カフェが設置され、ゆったりとくつろぎながら景色を楽しめる空間となっています。

展示環境の向上とバリアフリー対応も充実



収蔵庫の面積を大幅に拡張し、内装や設備を一新することで、より良い環境で収蔵品を管理できるようになりました。また、国内外の美術品を鑑賞しやすいよう、展示ケースや照明なども最新の設備に更新されています。

さらに、来館者の動線を改善し、エレベーターの増設やトイレなどのアメニティ施設の充実、バリアフリーにも配慮した設計となっています。

リニューアル記念ギャラリートーク開催



リニューアルオープンに先駆けて、2024年8月27日には、大阪市立美術館大規模改修工事完成記念ギャラリートークが開催されます。このイベントでは、リニューアル後の美術館内をいち早く市民の方に見ていただくことができ、地下エントランスから3階まで、館内案内を行います。

大阪市立美術館が新たな章へ



今回の大規模改修によって、大阪市立美術館は、より多くの人が訪れやすく、楽しめる美術館へと生まれ変わりました。歴史的な建造物を守りながら、現代のニーズに対応した機能と設備を備え、今後も大阪の文化拠点として、美術・芸術をより身近に感じられる場所として発展していくことが期待されます。


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