地域と学生が協力する防災訓練が杉戸町で開催

杉戸町での「協働型災害訓練」開催概要

埼玉県東松山市に本社を置く一般社団法人協働型災害訓練は、地域と学生が一緒に防災について学ぶ「地域のチカラ×学生のチカラ〜防災×ゲーミフィケーション〜」をテーマにした防災訓練を開催します。このイベントは、2025年2月7日（金）と8日（土）の2日間にわたり、彩の国いきいきセンターすぎとピアをメイン会場に行われます。

今回の訓練には、日本保健医療大学の看護学科2年次生29名が参加し、地域における危険への対応を学ぶ機会として位置づけられています。特に重要なのは、災害発生直後の初期対応です。この期間には、行政や関係機関が動き出すまでどうしても時間が掛かるため、地域の力と学生の能力を最大限に引き出すことが重要です。

ゲーミフィケーションを活用した学び

また、一般社団法人Do It Yourselfの東善朗代表が提供するハザードマップワークを通じて、参加者は実践的なスキルを習得します。このワークショップでは、杉戸町のニュータウンである杉戸高野台の地域踏査を行い、実際の危険が潜む場所についての認識を深めます。

防災の知識を深めるだけでなく、地域コミュニティとのつながりを強化するこの訓練は、学生たちにとって大変貴重な体験となるでしょう。さらに、今年の協働型災害訓練では、様々なテクノロジーを駆使したボーダーレスな支援方法を考える機会も提供されます。