オカモトヤが新たに設立したデザインラボ(OODL)
株式会社オカモトヤは、2025年4月12日より『OODL(OKAMOTOYA Office Design LAB)』を始動すると発表しました。この新しいラボは、【『働く人』のミカタ】という理念のもと、魅力あふれるオフィス環境を創出することを目的としています。新型コロナウイルスの影響で働き方が劇的に変化する中、オフィスデザインもそれに対応する必要があることから、オカモトヤはこの新たな取り組みに力を入れることに決めました。
創業114年の歴史と実績
オカモトヤは創業114年を迎えた専門商社であり、これまでに数多くの企業のオフィスづくりに関わってきました。特に、同社のライブオフィス『palette』は第37回日経ニューオフィス賞の推進賞を受賞しており、その成功は多くの顧客の支持を受けています。昨年だけで750社、1700名のお客様が実際にオフィスを訪問しており、成功を収めています。
シオアリトルデザインとの提携
新設されたOODLでは、シオアリトルデザインがデザイン監修を担当します。シオアリトルデザインは、著名なデザイナーである塩島康弘氏が代表を務めており、これまでにも多くのプロジェクトで評価されてきました。彼が持つ豊富な経験と実績は、OODLの活動にとって大きな資源となります。塩島氏は、日建設計に16年間在籍し、特にFCバルセロナのスタジアム設計など、大規模なプロジェクトに携わった経験があります。
オフィスを新たな価値へ
オカモトヤは『オフィスが笑えば、ひとも笑う』というコンセプトを掲げ、新しい働き方を具現化するための実験と検証を繰り返していく方針です。働き方の変化が加速する中で、オフィスはもはや単なる作業空間ではなく、人的資本の重要な資源としての視点が求められています。その中で、Well-Beingを実現するオフィスのデザインに特化したサービスを提供していくことが期待されています。
新しいサービス提案
新たに提案するサービスとしては、以下のような内容があります:
1. リアルな3DCGを活用し、高品質なデザイン提案を行う。
2. VR技術を用いてオフィスデザインのイメージを顧客と共有し、満足度を向上させる。
3. オフィス×笑顔をテーマにしたWell-Beingの仮設プロジェクトを実施。
4. 教育の場としてのオフィスを設計する『オフィスライブラリー』のコンテンツ提案。
5. LEGO®を使ったワークショップを通じて、顧客に適したオフィス設計を行う。
これらの革新的なアイデアは、オフィスデザインの新たな可能性を広げるものとして注目されています。
まとめ
オカモトヤが始動させるOODLは、これからの働き方やオフィス環境を形作る重要なステップです。働く人々のニーズに応じた魅力的なオフィスづくりを目指し、企業の成長とともに新しい価値を創造していくこの取り組みは、今後のビジネスシーンにも大きな影響を与えることでしょう。