大王製紙、松山市の動物愛護活動に30万円寄付と商品寄贈
衛生用品トップブランド「エリエール」を展開する大王製紙株式会社は、愛媛県松山市で開催された「大王製紙エリエールレディスオープン」において、地域貢献活動として動物愛護団体への支援を行いました。
長年にわたり、大会開催地へのチャリティ活動を実施してきた同社。今回は、松山市が推進する動物愛護活動に賛同し、「松山市動物愛護基金」と、2024年3月に新設された「はぴまるの丘(松山市動物愛護センター)」へ寄付を行いました。
寄付の内容は、松山市動物愛護基金へ30万円の現金寄付と、ペット用品ブランド「エリエールPet キミおもい」の商品を20万円相当、はぴまるの丘へ寄贈するものです。
2022年に設立された「松山市動物愛護基金」は、人と動物が共生できるまちづくりを目指し、動物の保護や飼い主への啓発活動に活用されます。「はぴまるの丘」は、保護された犬や猫の一時収容、飼い主への返還、里親探しなどを行う動物愛護センターです。
大王製紙は、2023年秋にペット用品ブランド「エリエールPet キミおもい」を立ち上げ、ペットと飼い主の幸せな暮らしをサポートする商品開発に力を入れています。今回の寄付は、同社のこうした取り組みと、地域社会への貢献を結びつけるものと言えます。
寄贈式は、11月15日にエリエールゴルフクラブ松山で開催され、松山市参与の松本善雄氏と、大王製紙取締役常務執行役員で大会実行委員長を務める藤田浩幸氏が出席しました。
ゴルフトーナメントを通じた地域貢献
大王製紙エリエールレディスオープンは、女子プロゴルフツアーの主要大会として、長年愛媛県松山市で開催されています。大会は、競技スポーツとしての魅力だけでなく、地域社会とのつながりを大切にした取り組みでも知られています。
今回の寄付は、大会開催地である松山市の動物愛護活動への支援という、具体的な地域貢献の一例です。スポーツイベントを通じて地域社会に貢献するという、同社の姿勢が明確に示された形となりました。
エリエールPet キミおもいブランドの取り組み
エリエールPet キミおもいブランドは、ペットと飼い主のより良い暮らしを支援することを目的としています。商品開発においては、ペットへのやさしさ、多様なニーズへの対応を重視しています。
今回の寄付は、同ブランドの理念と、地域社会への貢献を融合させた取り組みと言えます。ペット用品ブランドとしての存在感だけでなく、社会貢献活動への積極的な参加を通じて、ブランドイメージの向上に繋がると考えられます。
まとめ
大王製紙の今回の寄付は、単なる企業活動の一環としてではなく、地域社会との連携、動物愛護への積極的な姿勢、そしてスポーツイベントを通じた社会貢献という複数の要素が組み合わさった、意義深い活動です。
企業の社会貢献活動が注目される現代において、大王製紙の取り組みは、他の企業にとっても参考となる好事例と言えるでしょう。