2024年9月25日、アムステルダムで開催された「Maritime Decarbonisation, Europe Conference and Exhibition」で、OCEANWINGSは特別な栄誉を受けました。同社の風力アシスト付きハイブリッドRoRo船「Canopee」が、マリン・プロパルジョン部門での最優秀船舶「Vessel of the Year」賞を獲得したのです。この受賞は、同船舶が海洋における持続可能性と脱炭素化の新たな基準を打ち立てたことを示しています。
Canopeeは、過去1年間にわたりウィングを搭載して航行し、驚異的な燃料節約を実現しました。平均して1日あたり1.3トンの燃料を節約し、業界における環境負荷の低減を実証しました。この取り組みは、海運業界において持続可能な航行を進めるモデルケースとして注目されています。
授賞式には、OCEANWINGSのセールス&マーケティング担当副社長であるクリストフ・パユソー(Christophe Paillusseau)氏が出席し、受賞の喜びを語りました。彼は受賞基準に関連して、「この船舶の技術的革新は、業界全体に影響を与えることを期待しています。私たちの努力が評価されたことを嬉しく思います」とコメントしています。
受賞者は、海運業界の発展に貢献した企業や個人を表彰するために設けられたもので、今年は6つの部門での表彰が行われました。具体的な部門には、「スタートアップオブザイヤー」「グリーンファイナンスディールオブザイヤー」「チャーターヤーオブザイヤー」「テクノロジーオブザイヤー」「エンジンオブザイヤー」などがあり、最終選考には30名の候補者が残りました。受賞は、業界の専門家たちからの評価を基に決定され、OCEANWINGSの革新性が高く評価された証と言えます。
今後、OCEANWINGSは環境に配慮した技術の開発をさらに進めていく意向を示しています。脱炭素化は海運業界全体の課題であり、技術革新と持続可能な取り組みが求められる中、彼らの成功事例が新たなスタンダードとして地域社会や他の企業へも広がっていくことが期待されています。
クリストフ・パユソー氏に関するお問い合わせは、下記の連絡先をご利用ください。彼は、お客様やパートナーとの協力を通じて、さらなる技術革新や持続可能性の向上を目指しています。興味のある方は、ぜひお知らせください。