先延ばし克服のための新しい一歩を踏み出そう!
日常生活の中で、誰しも一度は「また先延ばししてしまった」と悩むことがあるでしょう。仕事のタスクや家庭の用事が後回しにされてしまう。その背後には、私たちの心理が深く関わっています。しかし、臨床心理士の中島美鈴先生が提案する「先延ばし克服メソッド」があれば、解決への道筋が見えてきます。ひとりで悩む必要はありません。
中島美鈴先生とは?
中島美鈴(なかしま・みすず)先生は、福岡出身の臨床心理士として20年以上のキャリアを持つ専門家です。彼女は時間管理やADHDに関する綿密な研究を行い、その成果を基に多くの著書を発表しています。その中でも特に多くの共感を集めているのが、2025年4月16日に発売予定の『先延ばしグセ、やめられました!』です。NHK『あさイチ』に出演していることでも知られており、メディアでも活躍しています。
多様な先延ばしタイプ
先生は、先延ばしのグセを持つ人のタイプを6つに分類しています。以下にその内容を紹介しましょう。
1.
ナマケモノタイプ:めんどくさがりで飽きっぽい。
2.
チータータイプ:ギリギリのスリル依存。
3.
犬タイプ:他のことに夢中になりがち。
4.
コアラタイプ:焦れず自分のペースで待機。
5.
みつばちタイプ:忙しくて時間が取れない。
6.
ゾウタイプ:いつか良いタイミングを待っている。
このように、先延ばしには多様な理由が存在します。それぞれのタイプに合った対策を講じることで、効果的な克服が可能になります。
解決のための「行動計画書」
本書の中で強調されているのは、「行動計画書」の活用です。自分の先延ばしに関する悩みを具体的に書き出すことで、モヤモヤした状況を整理し、明確な解決策を見出すことができます。たとえば、市役所での手続きや、仕事での報告が億劫に感じる場面も、行動計画書を使うことで徐々に解決していくことが可能です。
先延ばし解決本の構成
本書の目次は多岐にわたる内容で構成されています。各章は次の通りです:
1. 先延ばしが発生する心理的考察。
2. 先延ばしの6タイプの詳細。
3. 簡単なことなのに先延ばしの理由。
4. 油断からくる先延ばしの危険性。
5. 手間がかかることでの先延ばし。
6. 計画が複雑だからこその先延ばし。
7. 他人が関与することでの先延ばし。
8. 人生にかかわる深刻な先延ばし。
これらの章を通じて、読者は自己理解を深め、自身の先延ばしの理由に向き合うことができるでしょう。
まとめ
中島美鈴先生の『先延ばしグセ、やめられました!』は、先延ばしの問題に苦しむ多くの人にとっての光となる一冊です。後回しにしがちな自分の行動を見つめ直すための具体的な手法を学び、明日からの生活を少しずつ変えていきましょう。新年度に向けて、一歩先の自分を目指すために、ぜひ手に取ってみてください。