Keeper Securityが最新のブラウザ拡張機能を発表
デジタルセキュリティのスペシャリストであるKeeper Securityが、最新バージョンのブラウザ拡張機能「KeeperFill 17.1」を発表しました。このバージョンでは、自動入力機能が強化されたほか、特権アクセス管理(PAM)機能も追加されています。これにより、ユーザーはより安全で快適なオンライン体験を享受できるようになります。
新機能の目玉
新たに導入されたKeeperFill 17.1には、特許を取得した自動入力技術がさらに強化されており、ユーザーインターフェースも洗練されています。この更新により、ユーザーはログイン時により迅速かつ直感的な体験を得ることができます。KeeperのCEOであり共同創業者のダレン・グッチョーネ氏は、「シームレスで安全なデジタル体験を提供することが私たちの使命です」と述べています。
スナップショットツールが導入されたことで、ユーザーは機密データを守りながら自動入力の問題を安全に報告できます。これにより、ユーザーは自動入力に不具合があった場合でも迅速に対応できるようになりました。また、会員サービスやカスタムサイトの問題も即座に解決できる環境が整っています。
自動入力の精度向上
今回のアップデートでは、2つの新機能が追加され、自動入力の精度が格段に向上しました。一つ目は、フィールド内容の上書き機能です。これにより、既に入力されているフォームの情報を、ユーザーが保存したデータに置き換えることができ、柔軟性が増しました。二つ目は、後続ページでの自動入力の制御機能です。これにより、同じサイト内での不適切な自動入力のリスクを低減することが可能になりました。
これらの新機能がもたらす利点は、特に企業向けの複雑なログインフローにおいて威力を発揮します。複数ステップのフォームや事前入力が必要な場面で、ユーザーはその操作をより自由に行えるようになります。
PAM機能の拡張
さらに、特権アクセス管理(PAM)機能も強化されました。新たにブラウザ、ディレクトリ、データベースなどの追加のPAMレコードがサポートされ、IT管理者やセキュリティチームは高リスクの認証情報を効果的に管理できるようになります。これによって、ゼロトラストセキュリティの原則に基づいた安全な管理が実現します。
KeeperPAMは、サーバーやウェブアプリケーションへのアクセスを安全に管理するための次世代のPAMソリューションであり、ゼロ知識暗号化を用いたクラウドベースのプラットフォームです。これにより、企業はコンプライアンスや監査要件を満たすことが可能です。
利用可能なプラットフォーム
新しいKeeperFillブラウザ拡張機能は、Chromeウェブストア、App Store(Apple)、Microsoft Edgeアドオン、そしてFirefoxアドオンからダウンロードすることができます。デジタルセキュリティは常に進化していますが、Keeper Securityはユーザーの安全を第一に考えた革新を続けています。
Keeper Securityは、世界中の多くの組織や個人のセキュリティを守るためのソリューションを提供しています。最新のサイバー攻撃の脅威から守るため、革新的なセキュリティ技術が日々更新されています。詳細情報は公式サイトでご確認ください。