京都の伝統を受け継ぎながら、新たな挑戦を続けているのが、株式会社金市商店が運営する「京都蜂蜜酒醸造所」です。2024年3月にオープンしたこのブリュワリーは、なんと築約100年の京町家を改装したもので、ここから生まれるミードはどれも魅力的。
特に注目したいのは、初のフラッグシップミード『The MEAD(ザ・ミード)』です。この商品は、国内の百花蜜を使用したもので、ハニーハンターの市川拓三郎氏が厳選した特別な原料が使われています。クラウドファンディングにおいて、目標の1051%を達成したことからも、その人気の高さが窺えます。
『The MEAD』は、蜂蜜の旨みをたっぷりと感じられる味わいが特徴です。アルコール度数は7%と飲みやすく、ストレートやロック、また炭酸で割ったミードハイボールとしても楽しめる一品です。また、寒い季節にはスパイスを加えたホットミードとしてもおすすめ。
さらに、京都産の貴重な百花蜜をふんだんに使用したセカンドリリース『The MEAD 京都(ザ・ミード キョウト)』も見逃せません。こちらは8%のアルコール度数で、使われる蜜の香りと甘味は、まさに京都の恵みが詰まった一杯です。
この新たな試みは、ただ美味しいミードを提供するだけでなく、京都の地方活性化にも寄与したいという思いが込められています。金市商店は、94年の歴史を持つ蜂蜜専門店で、地域に根ざした商品作りを行い続けています。
また、ミードをより多くの人々に楽しんでもらうため、醸造所内ではミードのセミナーやイベントも定期的に開催されており、来場者はミードの魅力に触れることができます。これにより、ミードの知識を深め、楽しむことができる環境を整えています。
金市商店のハニーハンター、市川拓三郎氏は、日本国内や世界中の養蜂家を訪れ、厳選された「安心・安全」で高品質な蜂蜜を届ける使命を担っています。この情熱が、ミード作りにも色濃く反映されています。
これからも京都蜂蜜酒醸造所は、ミードの可能性を広げ、地元の素材を取り入れた新しいアイデアを追求していくことでしょう。ふるさと納税の返礼品としても、皆様にその魅力を楽しんでいただける機会が増えることに期待が集まります。