福岡が北九州で見せた驚きの勝利
2024年12月21日、北九州で行われたB.LEAGUE 2024-25シーズンの対戦において、福岡が愛媛オレンジバイキングスを77-63で下し、観衆の前で17連勝を達成しました。これはチームにとって新たな歴史の1ページを刻む瞬間でもありました。
試合のスタートの瞬間から、福岡は猛攻を仕掛けました。若きエース、#24谷口選手の鮮やかな3ポイントシュートがチームに火をつけ、さらに#8スミス選手と#25バーレル選手がインサイドで確実に得点を重ね、一気に主導権を握ります。愛媛は#10平良選手が反撃を試みるものの、谷口選手がB2通算400本目となる3Pシュートを成功させるなど、福岡の勢いは止まりませんでした。
前半を圧倒した福岡
1Qでは、福岡が30点を奪い、愛媛に対し14点のリードを築きました。続く2Qでも福岡は着実に得点を重ね、前半終了時には46-27という19点差をつけました。この圧倒的なスコアは、チーム全体の団結力と、各選手が示した個々の力の賜物です。特に#33加藤選手は、2試合ぶりの出場で連続3ポイントシュートを決める完璧なパフォーマンスを見せ、観客を沸かせました。加藤選手の活躍と、#12寒竹選手の3Pシュートもチームにさらなる勢いを与えました。
後半の戦い
後半に入っても、福岡の勢いは衰えませんでした。バーレル選手のダンクシュートや、スミス選手のインサイドプレイで得点を増やしていく中、愛媛も負けじと#3古野選手が3ポイントシュートを連続で決めて反撃を試みます。しかし、福岡はその流れを許さず、粘り強いディフェンスで愛媛の攻撃を抑え込むことに成功しました。
最終的に、福岡は77-63で勝利を収め、見事に17連勝を記録しました。この記録はクラブにとって引き続きポジティブな影響を与えることでしょう。
コメント
試合後、浜口炎ヘッドコーチは「前半の加藤選手の活躍がチームに良い流れを与えてくれましたが、後半はシュートがうまくいかずもどかしい部分もありました。しかし、選手たち全員が我慢強くプレーできたことが、連勝を可能にした大きな要因です」と振り返りました。
加藤選手もチームの課題を語る
加藤選手も「チーム全体としてすっきりした勝ち方ではなかったので、もっと良いプレーを目指します。シーズンはまだ続きますし、特に今日は相手のリズムに合わせた場面があり、明日には改善したいです」と語りました。これはチームの成長と進化を示す重要なメッセージです。
明日の試合に向けて
明日にはさらにアグレッシブなプレーが求められます。アイラ・ブラウン選手は「前半の勢いを持続させつつ、後半でも愛媛の流れを引き離すために頑張ります」と意気込みを語っており、チーム全体が次戦に向けて燃えています。
この勝利を活かし、さらに高みを目指す福岡の今後に期待が寄せられます。