自分を大切にするためのレシピ本
大病を乗り越えた「シェ松尾」の元オーナーシェフ、松尾幸造氏が考案した新しいレシピ本『いくつになっても、おいしく美しく食べる 78歳、シェ松尾元オーナーシェフの食事術』が、2026年8月4日に発売されます。近年、高齢者向けの食事が注目される中、松尾氏が提案するレシピは「少量でも栄養が取れる」ことをテーマにしたもので、特にシニア世代の方々に向けられています。
高齢者の食への挑戦
2025年、松尾氏は大きな病を経験しました。入院や治療を経て、食事に関する考えが大きく変わったと語ります。「一度に食べられる量が減ってしまったが、栄養はしっかりと摂取したい」という彼の思いは、シニア世代へ向けた料理のメニュー開発へとつながりました。著者は、食事に対する悩みや不安を抱える高齢者たちにむけて、無理なく美味しく食べる喜びを提供したいと考えています。
栄養と美味しさを両立するレシピ
本書にはフランス料理の技法を駆使した、栄養価の高い料理が数多く掲載されています。高齢者に不足しがちなたんぱく質やビタミンDを効率的に摂取できるよう、工夫が凝らされています。例えば、食材を煮詰めて旨味を強調することで、少量でも満足感を得られるメニューが展開されています。また、鶏ガラや魚のあらを使った出汁を取り入れ、栄養をしっかりと摂取できる工夫も施されています。
毎日の食事を豊かにするコツ
松尾氏は、本書の中で「いくつになっても食を楽しむための11のコツ」を紹介。これには「野菜は歯応えを残す」、「刺身はたたく、マリネする」、さらには「型を使うだけでごちそうになる」など、簡単に取り入れられる実用的なルールが含まれています。また、内科医の渡邉美和子先生との対談では、高齢者が積極的に取り入れるべき食事についても深く掘り下げています。
魅力的なレシピの数々
例えば、「栄養たっぷりスープカレー」や「サーモンのコンフィ」、「ケールのスープ」、「ひき肉ごはん」といった多彩な料理は、多くのシニア層にとって手に取りやすいものばかり。これらのレシピは、日常的に食べやすく、見た目にも楽しめる美味しさが求められています。
書籍詳細
この通販書籍は、定価1,980円(税込)で、160ページにわたる内容が詰まっています。ISBNは978-4-04-897846-0と設定されており、著者の松尾幸造氏は、1948年生まれの料理界の権威です。彼は「シェ松尾」の創業者として知られ、その後も多くの料理本を出版し、YouTubeチャンネル「Grand Chef MATSUO」では72万人以上の登録者を抱える人気を誇っています。
高齢者の方々が毎日の食事を楽しみ、栄養をしっかりと取れるように考慮されたこのレシピ本は、家庭での食生活に役立つだけでなく、広く社会にその重要性を伝えるものとなるでしょう。65歳以上の方々にとって、食を大切にする姿勢がますます求められる中、本書が提供するメソッドは、まさに時代を反映したものといえるでしょう。