訪日前のマレーシア旅行者の期待と不安
フードダイバーシティ株式会社が、2026年9月4日から6日にかけてマレーシアのクアラルンプールで開催される「MATTA FAIR September 2026」に出展します。このイベントでは、訪日前の旅行者が日本に求めるものや、不安を感じる要因について現地調査を行う計画です。
マレーシア旅行者の動向
近年、日本を訪れるマレーシアの旅行者の中で、ムスリム旅行者の概要が注目されています。特に、旅行先を選ぶ際には、食事の種類や礼拝の環境、さらには情報の豊富さが重要な決め手となります。これに関連する問い合わせには、「ハラール対応の飲食店があるか」、「礼拝できる場所は確保されているか」、「旅行が安全に行える環境が整っているか」などがあります。
フードダイバーシティ株式会社は、旅行者が日本への旅行を考える「旅マエ」の段階で、彼らの声を直接聞くことで情報を収集し、日本の観光業界に役立てたいと考えています。これにより、企業や観光業者が旅行者の期待に応えるためのデータを提供できるようになることを目指します。
MATTA FAIR とは
MATTA FAIRは、マレーシア旅行代理店協会が主催する大規模な旅行博で、年に2回行われます。毎回約18万人の来場者が集まり、国内外の旅行会社や航空会社、観光局が出展する国際的なイベントです。この場でフードダイバーシティ株式会社は、日本の多様な食文化や観光情報を発信します。特に、日本パビリオンでは自治体や観光事業者と協力し、旅行者への情報提供を行う予定です。
情報発信と市場調査の取り組み
「MATTA FAIR」では、フードダイバーシティは情報発信と市場調査を同時に進める取り組みを行います。具体的には、旅行パンフレットやチラシを配布し、Halal Media Japanを通じた情報提供や、ハラール・ムスリムフレンドリーな観光情報を紹介します。さらに、来場者に対して、日本旅行への期待や旅行先選びの基準、旅行計画時の行動を調査します。
これらの調査結果は、自治体や観光事業者が今後のインバウンド施策に活用できるように、分析後に公開される予定です。「旅行者は何を期待しているのか」、「旅行先選びの決定要因は何か」、また「安心して旅行に行けるために必要な情報は何か」といった視点から、今後の情報発信や受け入れ態勢の整備に役立つデータとして活用されます。
フードダイバーシティ株式会社の役割
フードダイバーシティ株式会社は、2014年に設立され、日本での食の多様性を通じてインバウンド受け入れの支援をしています。「Halal Media Japan」というハラール専門メディアを運営し、多様な食文化への対応情報を多方面に発信しています。また、SNSでは30万人以上のフォロワーを持ち、ムスリム旅行者に対して日本の観光地や食文化の魅力を広めるプロモーションも行っています。
過去には、内閣総理大臣への政策提言を行ったり、観光庁から選ばれるなど、食の多様性への取り組みに評価が集まっています。2025年には、マレーシアで開催されたWorld Islamic Tourism Awardsで受賞するなど、国際的にも高く評価されています。これらの取り組みを通じて、フードダイバーシティ株式会社は日本の観光業界の発展に寄与していく所存です。