ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが地域貢献！金融教育ワークショップを開催

2025年11月16日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）は三井住友カードと共同で「金融教育＆職業体験ワークショップ」を盛大に開催しました。このイベントでは、未来を担う若者たちに大切な金融リテラシーと社会体験を提供することを目的とし、大阪府内の児童養護施設から約100名の中学生が参加しました。

教育の重要性とワークショップの概要

教育は、特に社会で生きていく上で不可欠な要素です。このワークショップでは、参加した中学生が自身の将来を見据えて“お金の知識”を学ぶ機会を設け、楽しい企画を通じて理解を深めることができるように工夫されました。中学生対象の今回のワークショップは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが大阪府との連携協定に基づき、社会貢献活動の一環として行われています。

2023年から始まったこのワークショップは、初回から358名の子どもたちが参加し、特に金融の重要性や社会での役割について学ぶことの重要性が高まっています。金融教育を通じて、彼らは「お金の価値」を理解し、退所後の自立をサポートされる姿勢を養うことが求められています。

「タッチハッピー」プロジェクトの寄付金

また、同日には「タッチハッピー」プロジェクトとして、300万円の寄付金贈呈式も行われました。このプロジェクトは、USJ内でのタッチ決済毎に50円が寄付される仕組みで、募金が集まった結果、300万円を児童養護施設に贈与することができました。この寄付金は、自立支援や生活基盤の整備に充てられる予定です。

様々な職業体験を通じて得られた学び

ワークショップの中では、金融教育ワークショップや職業体験プログラムが行われました。中学生たちは、エンターテイメントの世界を体験しながら、税理士やシェフ、看護師になるための知識やスキルを学びました。講座には、エンターテイナーたちも参加し、講義と実践を融合させたユニークなスタイルが魅力です。

職業体験プログラムでは、前回の体験数を倍に増やし、学生たちはシェフ体験や救急救命士の体験などを通じて、仕事の楽しさや責任、選択肢の広がりを実感することができました。このような体験を通じて、将来の職業選択における考え方がしっかりと育まれていくことでしょう。

参加者の生徒たちの感想

参加した生徒たちは様々な感想を寄せています。

- 「今年学んだ『先取り貯蓄』を実践したい！」
- 「闇バイトについて知れたのが良かった、周囲に相談することが大事だと思った」
- 「料理を作るのが楽しかった、いやしの仕事を体験できて素晴らしい」など、実体験を通じた気づきが多くありました。

今後の展開とCSRの理念

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、今後もCSRスローガン「LOVE HAS NO LIMIT」のもと、地域社会に貢献し、持続可能な発展を目指していく姿勢を変えません。子どもたちの未来を照らし、社会の一員としての課題解決に取り組む彼らの姿勢が、他の企業や団体にも良い影響を与えることを期待しています。

将来のリーダーとなる子どもたちのために、教育機会を提供し続けるUSJと三井住友カードの取り組みは、地域貢献の一例として今後も続いていくことでしょう。