沖縄・海洋博公園で初公開！新たなラン「ペクタベナリアホワイトグリフィン」

新たなラン「ペクタベナリアホワイトグリフィン」が海洋博公園で初公開

2024年9月、沖縄の海洋博公園において、世界初の一般公開となる新しいラン、「ペクタベナリアホワイトグリフィン」の展示が行われます。この新種のランは、2023年9月に英国王立園芸協会に登録されたばかりで、多くの植物愛好家や観光客の注目を集めています。

この「ペクタベナリアホワイトグリフィン」は、ダイサギソウとペクテイリススザンナエの交配により誕生したもので、今まさに見ごろを迎えています。花は純白で、サイズもダイサギソウの約2倍に達するため、非常に目を引く華やかさがあります。展示期間は2024年9月7日から9月22日までの約2週間で、植物の状態によっては早めに展示が終了する可能性があるため、早めの訪問をお勧めします。

この新種の生産は、沖縄美ら島財団総合研究所の植物研究室で行われ、地元のダイサギソウの増殖株を基にした交配が2020年に始まり、3年の歳月をかけて育成された10株が順次展示されます。

海洋博公園の魅力

海洋博公園は、1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念し、1976年にオープンした国営の公園です。豊かな自然に囲まれ、沖縄随一の観光名所である沖縄美ら海水族館をはじめ、熱帯ドリームセンターや海洋文化館など多くの施設が点在しています。

特に熱帯ドリームセンターは、沖縄の「太陽と花と海」をテーマにした施設であり、熱帯と亜熱帯の様々な果樹や花木、ランの展示が行われており、多彩な植物を楽しむことができます。