IoTソリューション提携
2017-10-03 10:00:32

オリオン電機とインターポレーションが手を組みIoTソリューションを展開

ワンストップのIoTソリューションに向けた新たな一歩



オリオン電機株式会社と株式会社インターポレーションが資本・業務提携を結び、日本を中心としたアジア圏に向けたワンストップのIoTソリューションを提供することを発表しました。この提携は両社の強みを結集し、顧客に対してより高品質なサービスを提供することを目的としています。

オリオン電機の概要



オリオン電機は、主にオーディオ・ビジュアル機器をはじめ、情報関連機器やIoT関連ハードウエアの企画・開発・設計・製造を行う企業であり、B2BおよびB2Cの両方で事業を展開しています。特に、B2Bセグメントの強化を図り、EMS/ODM事業においては、企業間提携を通じた新たなビジネスチャンスを模索しています。最近では、日本国内だけでなく、アジア諸国への販路拡大にも力を入れています。また、タイにも生産拠点を設け、日本品質の製品を提供する取り組みを進めています。

インターポレーションの役割



インターポレーションは、IoTの先進国である欧州企業との強いビジネスネットワークを背景に、アジア地域でのエネルギーやインフラ分野に特化したIndustrial Internet of Things(IIoT)ソリューションを展開しています。IIoT通信網の運用に欠かせない通信管理ツールや最新のマネジメント・レポーティング・ツールを無償提供し、顧客のニーズに合わせた分野別の実用的なソリューションを整備しています。

提携の意義



今回の提携により、IoT先進国での長年にわたる実績と豊富なノウハウを持つインターポレーションと、お客様に高い操作性とデザイン性を提供するオリオン電機が結束します。特に、LPWA(省電力広域)通信網の特性を活かし、要求に合った基地局やセンサーの運用を積極的に進めることで、企業や自治体の事業効率やエネルギー効率を向上させることを目指します。

提供するソリューションの具体例



提供されるソリューションには、BEMS(ビルエネルギー管理システム)、LPガス管理、公共インフラの管理、物流資産管理などが含まれます。これらのソリューションは、エネルギー効率の改善やコスト削減を目的としており、特にアジア市場での早期展開が期待されています。また、両社は欧州トッププレイヤーとのパートナーシップを活かし、より広範な市場ニーズに応える製品ラインアップを展開予定です。

まとめ



オリオン電機とインターポレーションの提携は、アジア市場におけるIoTソリューションの進化を促進するものと期待されています。この新たな取り組みによって、企業や自治体が直面する課題に対する迅速かつ効果的な解決策が提供されることでしょう。今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社インターポレーション
住所
東京都千代田区麹町2-3-38F
電話番号
03-6316-2837

トピックス(IT)

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