イベント運営を革新する『Crumi』とは
株式会社コードベースが手掛ける新しいクラウドサービス『Crumi(クルミ)』が、2025年1月15日から正式に提供開始されます。このサービスは、イベントや展示会の主催者向けに開発されたもので、インターネットに接続されたPCがあれば、すぐに導入して運用できるのが特長です。
Crumiの基本機能
『Crumi』は、イベントの主催者、出展者、来場者それぞれに便利な機能を提供します。特に、入場手続きの簡略化や、来場者データのリアルタイム分析が可能な点が注目されています。来場者は、イベント申込時に発行される二次元コードを利用して、スムーズに入場できます。また、主催者は集客から運営、フォローアップまでを一貫して管理できるため、業務の効率化が図れます。
1. 主催者向け機能
- - イベント登録: 開催日時や会場を入力するだけで、即座にイベントが登録され、専用の申込URLが発行されます。
- - 入場受付: 二次元コードをハンディスキャナやスマートフォンで読み取るだけで、入場記録が完了します。事前申込をしていない来場者も名刺をスキャンするだけで登録可能です。
- - 参加者への連絡管理: 申込確認やリマインドメールを一括送信でき、カスタマイズも容易なため、円滑なコミュニケーションが実現します。
- - 来場者データ分析: 来場者の情報を可視化し、さまざまな角度から分析が可能です。これにより開催後のマーケティング戦略として活用できます。
2. 出展者向け機能
- - 来場者情報管理: 来場者の二次元コードを読み取ることで、情報が自動的にシステムに記録され、商談などに役立てられます。
- - 資料のペーパーレス配布: 来場者に関連資料を提供する際も、二次元コードで簡単にリンクを共有できるため、紙を使った配布が不要になります。
- - セッション登録: 各種講演やワークショップの情報を簡単に登録でき、きめ細かなプログラム提供が可能になります。
3. 来場者向け機能
- - 簡単な申し込み: 専用URLからの申込が可能で、申込後に二次元コード付きのWebチケットが送られます。
- - セッション参加申込: 興味のあるセッションへも簡単に申し込むことができ、イベントをより楽しむことができます。
- - 訪問ブースの履歴確認: 訪れたブースの情報が記録され、後で再アクセスが可能になります。
開発の背景と今後の展望
このサービスの開発は、ワイン関連機器を取り扱う企業とのやり取りから始まりました。特定の企業が主催する展示会イベントの運営が煩雑であったため、コードベースはその効率化を目指してCrumiの開発に着手しました。このシステムは、実際のイベントでの使用を通じて改善が重ねられ、正式リリースに至りました。
コードベースは、慢性的な人手不足や長時間労働といった社会課題の解決に向けて、このクラウドサービスが中小企業の業務改善に寄与することを期待しています。導入が簡単で、様々な業種での運営効率化が図れることで、イベント実施者にとって強力な味方となるでしょう。
会社概要
- - 商号: 株式会社コードベース
- - 代表者: 田力 誠也
- - 所在地: 東京都品川区東五反田2-5-2-902
- - 設立: 2017年10月
- - URL: 株式会社コードベース
今後も、株式会社コードベースが提供するソリューションによって、イベント運営がより円滑に進むことを期待しています。