東日本大震災の子どもたちを支える「ハタチ基金」助成金募集
公益社団法人ハタチ基金が、2022年度の助成金の公募を開始しました。この助成金は、東日本大震災の影響を受けた地域の子どもたちを支援するために、さまざまな活動を行う団体に対して提供されます。
ハタチ基金のコンセプト
「ハタチ基金」は、震災の際に生まれた子どもたちが20歳までの成長を見守ることを目的に設立されました。震災から11年が経過し、復興の段階も変化しています。この基金は、地域の問題を解決し、新しい仕組みや知見を創出することで、被災地の子どもたちが未来を切り開く手助けをすることを目指しています。
助成対象事業と条件
本助成金は、以下のような事業が対象となります。
- - 子どもたちの学力や能力向上を目指す事業
- - メンタルケアを行う事業
- - 教育環境や生活環境を改善する事業
- - 健康状態を改善するための事業
- - 地域社会への参画を促進する事業
- - その他、復興に寄与する事業
助成金の上限は1団体あたり1,500万円であり、申請活動の80%までを申請できる新設団体の特例も設けられています。
助成対象期間は2022年4月1日から2023年3月31日までです。
募集要項と申請方法
申請期間
助成金の申請は、2022年3月14日から4月15日23:59必着で行われます。必要書類は、指定された様式の申請書や事業計画書、直近年度の収支予算書などです。
選考基準とスケジュール
選考にあたる基準には、活動内容の適合性、計画性、地域との連携、革新性、効果性、将来性などが求められます。選考スケジュールとして、事務局面談は2022年4月25日から5月13日の間に行われ、助成決定は5月末に予定されています。
未来を担う子どもたちへの支援を
ハタチ基金は、被災した地域の子どもたちの学びや自立を支援する活動を積極的に行っており、支援団体からの応募を心待ちにしています。詳細については公式サイトをご覧ください。今後も東日本大震災の影響を受けた地域で、子どもたちの挑戦を後押しするプロジェクトを計画している団体の応募をお待ちしています。子どもたちの未来を共に支えましょう。