コムニック、NTTアノードエナジーと連携し再生可能エネルギーの利用開始
株式会社コムニック(代表取締役社長:大松聖嗣、東京都中央区)は、環境への配慮を重要視し、持続可能な社会を実現するための取り組みを進めています。このたび、NTTアノードエナジー株式会社(代表取締役社長:岸本照之、東京都港区)が設置した太陽光発電所の再生可能エネルギーを、オフサイト型コーポレートPPA(Power Purchase Agreement)の仕組みにより導入しました。2025年6月1日から本社ビルにおいて、この電力の利用が始まります。
オフサイト型コーポレートPPAの導入
コムニックは、新たに開設された再生可能エネルギー源を利用することで、環境への負荷を軽減するという目標に向けて、一歩前進しました。本社ビルで使用する年間の電力量約22.2万kWhのうち、約36.5%は再エネ由来の電力として使用されます。残りの電力は、NTTアノードエナジーグループが供給し、非化石証書を活用して、実質的に使用する電力全体を再生可能エネルギーとして実現する予定です。これにより、年間約81トンのCO2排出量削減が見込まれています。
環境への取り組みと今後の展望
コムニックは、気候変動への対応や脱炭素社会の実現を重要な経営課題として捉えており、環境への配慮を更に推進するための方策を模索し続けます。この取り組みは、NTTアノードエナジーのオフサイトPPAサービスを通じて達成されるものであり、企業や自治体が再生可能エネルギーを導入する際のサポートを行います。
追加性と再生可能エネルギー
オフサイトPPA(遠隔地からの電力供給)は、需要家が発電事業者から再生可能エネルギーを長期間にわたり購入する契約の一種です。このモデルにより、コムニック本社は、環境負荷の低減に寄与することができるのです。再生可能エネルギーの調達は、企業の積極的な取り組みを促進し、化石燃料の使用を減らす結果に結びつくため、重要とされています。
また、コムニックの電力供給は、エネット(NTTアノードエナジーグループの小売電気事業者)によって行われ、再エネ指定の非化石証書を併用することで実質的に100%の再生可能エネルギーを実現します。今後の展開においても、この取り組みを継続しつつ、新たな環境対策を講じることで、持続可能性の高い社会を築いていく方針です。
このように、コムニックとNTTアノードエナジーの提携は、環境に優しい未来を目指す重要なステップであり、多くの企業や自治体にとって、今後の模範となることでしょう。さらに、NTTアノードエナジーはグリーン電力の提供を通じて再生可能エネルギーの導入を進め、CO2排出量削減に貢献していく所存です。