クレスコ・ジェイキューブ、高木システムを子会社化へ重大決定

クレスコ・ジェイキューブが高木システムを子会社化

2024年9月10日、株式会社クレスコ・ジェイキューブ（以下、ジェイキューブ）は、株式会社高木システム（以下、高木システム）の全発行済株式を取得し子会社化することを最終決定したと発表しました。この決議は、ジェイキューブの取締役会によるもので、この背景にはさまざまな戦略的意図があります。

高木システムの強み

高木システムは、1988年に設立されて以来、主に電気・電子部品業界に特化した基幹システムTREEを提供してきました。このシステムは、国内の100社以上に導入された実績があり、長期的な顧客関係を築いています。特にIBM iのプラットフォーム上で高性能を発揮しており、技術力や問題解決力に優れたエンジニアに支えられています。

高木システムは、TREEの高機能性と品質の高さから、顧客との厚い信頼関係を構築しており、その信頼こそが同社のビジネスの基盤となっています。今後、ジェイキューブとの融合により、さらなる事業拡大が期待されます。

株式取得の目的と今後のビジョン

ジェイキューブは、今回の株式取得により両社の販売チャネルを効果的に活用し、販路を拡大することを目指しています。また、日本のIBM iビジネスにおけるリーディングカンパニーとなることを目標に掲げ、企業価値のさらなる向上を狙っています。

クレスコグループ全体の販売チャネルやテクノロジーを活かし、お客様に対して付加価値の高いソリューションを提供することが重視されており、ビジネスの相互補完で新たなサービスの創出に挑戦する姿勢が伺えます。特に、クレスコグループの総合力を活かして、顧客のコアビジネスを支えることに全力を尽くす意向です。