地域を元気にするアプリ
2019-06-04 14:00:39
「ごちめし」が福岡で広がる!地域を元気にする新たな取り組みと実証実験
スマホアプリ「ごちめし」が福岡での実証実験を開始
福岡の親不孝通り商店街において、スマホアプリ「ごちめし」の実証実験が始まりました。このアプリは、北海道帯広市の食堂「結」に由来する「ゴチメシ」という仕組みを基にしています。「ゴチメシ」とは、来店者が多めに代金を支払い、その分が寄付されることで、他の来店者に無料で料理を提供可能にするユニークなシステムです。このシステムを広めたいという思いから開発されたのが「ごちめし」です。
実証実験は2023年6月から8月までの2ヶ月間にわたり実施される予定です。商店街の会長、河田茂樹氏の意向で実現したこのプロジェクトは、福岡における地域活性化を促進することを目指しています。アプリ導入により、飲食店30店舗とその利用者が一体となって新たなサービスを模索し、地域の元気を取り戻す活動が期待されています。
地域との連携と新たなサービス
この実証実験では、地域の飲食店の魅力を引き出すために「ごちめし」アプリを活用するだけでなく、夏休み期間に「親不孝通り商店街こども食堂」との連携も計画されています。これにより、子どもたちに食事を提供し、地域全体のつながりを強化することを目指します。
その背景には、帯広市の「結」の店主・本間辰郎氏が持つ「贈る喜び」の考えがあります。彼はこの仕組みを通じて、地域の特産品を多くの人に知ってもらう機会を創出するとともに、「与えられる喜び」よりも「贈る喜び」を感じることで、より多くの人とのつながりを築けることを願っています。
福岡の商店街の活性化
「ごちめし」は単なる食事提供のアプリではなく、感謝の気持ちを共有し、さらに地域コミュニティを強化するためのツールです。親不孝通り商店会も、地域活性化に向けた活動を通じて賑わいを取り戻すことを目指しており、「ごちめし」を通じた新しいイベントへの期待が高まっています。
商店会の参加者は、「ごちめし」の取り組みを通じて地域の人々と共に楽しめるイベントを企画したいと語っています。このように、地域全体が協力して新しいチャレンジを行う姿勢が評価されています。
まとめ
「ごちめし」の実証実験は、地域社会のつながりと感謝の心を形にする新たな試みです。地域での支え合いを大切にし、福岡親不孝通り商店街に新たな活力をもたらすことが期待されています。これからの進展が注目されます。
会社情報
- 会社名
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Gigi株式会社
- 住所
- 福岡県福岡市中央区大名2-6-11
- 電話番号
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