酒税改正がもたらす家飲みの変化と賢い選び方
株式会社オレンジページが実施した調査によると、家庭での飲酒に関する意識が大きく変わりつつあることが明らかになりました。特に10月1日に施行される酒税法の改正を背景に、家飲みのスタイルや選び方が変わり、節約志向から「美味しく楽しむ」方向へとシフトしています。
家飲みの現状
調査結果によると、86.4%の人々が普段の飲酒を自宅で行っており、その理由として「自分のペースで楽しめる」と「リラックスできる」が挙げられています。家庭での飲酒は、今やリモートワークや外出自粛の影響もあり、定着した文化となっています。
酒税法改正の認知度
新制度の3割以上が「知識がない」とする中、69.8%が酒税法改正について知っていると回答。これは、ビールの税率が引き下げられる一方で、発泡酒やチューハイが値上がりすることが影響していると考えられます。
ビール回帰と飲酒量の減少
興味深いことに、約58%の人々が自宅での飲酒内容を変えないとしつつも、「ビールを飲む量を増やしたい」という意見が増加しています。また同時に、「飲む量を減らす」といった意見も約13%存在し、選択が極端な二極化を示しています。これは、ビールへの嗜好が高まっている反面、経済的観点からの節約志向が影響しているようです。
さらに、ビールの価格が他の種類のお酒と均一化されつつあり、その中で「味わい・美味しさ」を重視する動きが顕著に。従来の「安さ」に加え、質の高いもので満足する傾向が見られます。
発泡酒・新ジャンル派の変化
発泡酒や新ジャンルを好む層は、全体よりもビールへ切り替える意見が高い一方で、近年では「飲む量を減らしたい」といった考えも浮上しています。これは、生活コストを抑えつつも質を求めるという、新しい家飲みスタイルを物語っていると言えるでしょう。
家飲みスタイルの多様性
家飲みの方法も多岐にわたり、安価なワインを炭酸でアレンジするなど、工夫が見られます。特に40代女性の炭酸メーカーを利用した発泡ワイン、凍らせたレモンを使ったハイボールは好評です。全体を通じて、創意工夫が日常の晩酌を楽しいものにしている様子が伺えます。
まとめ
以上のように、物価の高騰と酒税改正の影響を受けながらも、人々は賢く家飲みを楽しむ方向にシフトしていることが見えてきました。「おいしく賢く」という意識が、これからの家飲みのスタイルを一層豊かにしていくでしょう。今後もこの動きは注目され続けるでしょう。
【アンケート概要】
- - 調査対象:オレンジページメンバーズ国内在住20歳以上の男女
- - 調査方法:インターネット調査
- - 調査期間:2023年8月17日~8月25日
- - 有効回答数:1632名(家族かつ自身の飲酒状況について回答した人1294名)