星に願いを！六甲ケーブルの七夕列車が運行開始

神戸市灘区に本社を構える神戸六甲鉄道株式会社は、毎年恒例の七夕イベント列車「おり姫号」と「ひこ星号」を運行することを発表しました。この特別な列車は、旧暦の七夕となる2024年8月10日を祝い、8月7日から18日までの期間にわたり運行されます。

この七夕イベント列車の運行は、六甲ケーブル線内で行われ、各列車の先頭には「おり姫号」と「ひこ星号」の特製ヘッドマークが掲出されます。また、車両の車内やその他のスペースでも、七夕に合わせた装飾が施され、このロマンティックなイベントを一層引き立てます。特に、ケーブルカーが接近しすれ違う「行違い場」では、おり姫とひこ星の出逢いをイメージした演出が行われ、訪れる人々に夢のある光景を提供します。

毎年8月1日から7日は「スター・ウィーク」として、星空に親しむ週間としても知られています。梅雨が明け、夏空が広がるこの期間は、六甲山の澄んだ空気の中で美しい星空を見るのに最適な時期です。この機会に「おり姫号」および「ひこ星号」に乗車し、地上より約5℃涼しい六甲山上で、夜空に輝く織姫星（こと座の1等星ベガ）や彦星（わし座の1等星アルタイル）を探してみるのはいかがでしょうか。

運行時間は、始発が7時10分から始まり、最終が21時10分までの間、約20分おきに発車します。この特別な星に願いを込めた列車の運行を通じて、多くの人々が夏の夜空に親しむ機会を提供します。六甲山の美しい景色を楽しみながら、幻想的なひとときをお過ごしください。

詳しい情報や時刻表は、六甲山ポータルサイト（https://www.rokkosan.com/）をご覧ください。七夕のロマンとともに、特別な星空体験をお楽しみください。

この六甲ケーブルの七夕列車は、地域の文化を祝うイベントの一環としても重要です。多くの人々がこの機会に訪れ、六甲山の自然の魅力や星空の美しさに触れ、素敵な思い出を作っていくことでしょう。