VR脳トレゲームの紹介
2019-10-17 11:15:55
脳活動を可視化する新しいVR体験「Brain Training VR」登場
新たな脳トレゲームの登場
近年、私たちの生活は技術革新により大きく変化しています。その中で、脳の健康を維持し、認知機能を鍛えることが重要視されています。そんな中、ダフトクラフト株式会社が開発したVRゲーム「Brain Training VR」が注目を集めています。このゲームは、脳の活動をトラッキングし、ユーザーの知能を鍛える新しいアプローチを提供します。
開発の背景
ダフトクラフトは、ユーザーのニーズが多様化する現代において、より深い顧客体験を提供するため、VR空間内のユーザー体験を分析する「Owl Vision」を開発しました。このツールは、VRコンテンツ内でユーザーがどのように反応し、感じるかを計測し、可視化します。これにより、UXデザインの課題を発見し、解決する手助けをします。
脳活動センサーとの連携
さらに、ダフトクラフトはNeUと協力し、超小型脳活動センサー「XB-01」との連携を実現しました。XB-01は、脳の血流量の変化を計測し、脳の活動を可視化する装置です。このデータを基に「Brain Training VR」での体験をより深め、精度の高い行動解析を実現しています。
「Brain Training VR」の実際
「Brain Training VR」では、ユーザーがVR空間で数字を見つけ出し、早く足し算をしていくというシンプルな内容ですが、集中力や反応速度などの脳の動きを追跡します。ゲームをプレイすることで、ユーザーは自らの脳活動を視覚化でき、どのように自分の脳が反応しているのかをリアルタイムで知ることができます。
このゲームは、健康な暮らしを目指すシニア層をターゲットにしており、日常的に行える認知機能トレーニングを提供します。さらに、データ解析を通じて、ユーザーがどのように改善できるかを示唆することも狙っています。
初披露と今後の展開
「Brain Training VR」は、2019年10月15日から18日に幕張メッセで開催された国際展示会「CEATEC 2019」で初めて披露されました。また、10月24日・28日に行われる「NeU Brain Forum2019」でもデモンストレーションが予定されています。来場者は、実際に体験することができる機会を得ます。
まとめ
ダフトクラフトとNeUによる「Brain Training VR」は、技術革新と脳科学の融合を象徴する先駆的なプロジェクトです。脳活動を解析し、ユーザーがより健康に、より活動的に生活できる手助けをするこのゲームの未来が大いに期待されます。
会社情報
- 会社名
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ダフトクラフト株式会社
- 住所
- 東京都墨田区墨田1丁目17−11408号
- 電話番号
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