エクセルソフト、Anacondaの商業版日本で販売開始
エクセルソフト株式会社(東京都港区)は、米国のAnaconda社と提携し、データサイエンス、機械学習、AI向けのPython/Rプラットフォーム「Anaconda Commercial Edition」の日本国内における販売を開始しました。販売は2023年8月20日から始まり、エンタープライズ向けライセンスを提供します。
Anaconda Commercial Editionとは?
「Anaconda Commercial Edition」は、Anacondaチームが厳選したCondaパッケージおよびメタデータを基にしており、商業環境でオープンソースの革新性を活用できるように設計されています。さらに、7500以上の機械学習やデータサイエンス向けパッケージが利用可能であり、エンタープライズプロジェクトのアーティファクトの品質管理を容易にします。
安全性と信頼性の向上
本製品は、高度なセキュリティ機能を備えており、データサイエンスや機械学習のパイプラインに対する脆弱性を排除します。Condaによる署名検証により、パッケージの信頼性が向上し、多くの潜在的なリスクが軽減されます。特に中間者攻撃やサプライチェーンにおける問題に対しても強固な防御を提供します。
主な機能
- - 7500以上の豊富なパッケージ: 幅広い選択肢からデータサイエンスおよび機械学習用のライブラリを利用可能。
- - ミラーリング機能: 商用パッケージのリポジトリをミラーリングできるため、安心して使用できます。
- - 信頼性の高いパッケージ取得: Condaパッケージの署名検証により、信頼性の高いダウンロードが可能です。
- - 高稼働性のSLA: 本番環境における安定した稼働をサポートします。
- - 管理されたすべてのパッケージへのアクセス: セキュリティと互換性を確保した状態で利用できます。
価格と購入方法
「Anaconda Commercial Edition」のエンタープライズ向けライセンスは、企業の規模やユーザー数に基づいて、サイトライセンスまたはユーザーライセンスとして提供されます。詳細については、エクセルソフトの公式ウェブサイトを参照してください。
エクセルソフト公式ページ
エクセルソフト株式会社の概要
エクセルソフト株式会社は、東京都港区に本社を置き、ソフトウェア開発ツールを中心に世界中の優れたソフトウェアを日本やアジア市場に供給しています。企業が直面する様々なニーズに応えるため、コンパイラーや自動化ツール、APIプラットフォームなど、多岐にわたる製品を取り扱っています。また、日本語へのローカライズ業務も手掛けており、グローバルな企業のニーズに応えるサポート体制を整えています。
このように、エクセルソフトは今後も日本国内におけるデータサイエンスの普及と企業の競争力向上に貢献していくことでしょう。