全国建設請負業協会が「全国建設人材協会」へ名称変更予定
全国建設請負業協会の名称変更とその背景
一般社団法人 全国建設請負業協会(以下、全建)は、2024年9月1日より新たに「一般社団法人 全国建設人材協会」に改称することを発表しました。この名称変更は、建設業界における人材サービスの提供をより明確に示すためのものです。また、近年の人材紹介事業の拡充に伴い、より効果的なサービスを提供することを目指しています。
新しい名前、拡大した活動
全建は、2019年から技能労働者の人材紹介を本格的に開始し、この取り組みの成果として現在約730社の会員企業が加入しています。これまでに紹介された職人の人数は250名を超え、活動は順調に拡大しています。新名称への変更は、この業務のさらなる拡充と、建設業界への貢献を強調するためです。
本店移転の意義
協会名の変更と同時に、全建は本店を東京都千代田区麹町4-8 麴町クリスタルシティ東館11階に移転します。この移転は、業務の拡大と効率化に向けた重要なステップであり、新しい環境でのスタートを切ることになります。移転作業は2024年8月末までに完了し、翌日から新オフィスが稼働する予定です。
会長の挨拶
会長の岡野稔氏は、会員企業や建設関連の皆様へ感謝の意を表明し、この協会名変更と本店移転を通じて、より多くの方々に貢献できるよう努めていく所存だと述べています。「私たちは、建設人材の確保や環境改善に一層力を入れていくことで、業界全体の活性化に繋げていきたい」との強い意気込みも見せています。
全国建設請負業協会(全建)について
全建は、建設業に関わる企業や団体で構成される組織です。その活動の目的は、経済的、社会的、技術的に建設業界を支えることで、健全な発展を助けることにあります。特に、技能労働者の高齢化や若手職人の不足といった課題解決に向けたサービスを提供し、労働環境の改善にも取り組んでいます。
全建は、特に職人の人材紹介や労災保険の促進といった実務的な側面に強みを持ち、業界の労働力を支えています。これにより、建設業界全体の生産性向上を目指しています。
まとめ
全国建設請負業協会の「全国建設人材協会」への名称変更は、業界のニーズに応じたサービスを強化する重要な第一歩です。この新しい協会名とともに、さらなる活動が期待されます。これからの展開に注目していきたいところです。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 全国建設請負業協会
- 住所
- 東京都千代田区二番町麴町三葉ビル3F
- 電話番号
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03-6261-1333