世界初のコラボレーション「Silent Quest」がデビュー
新しいエンターテイメントの形が誕生しました。難聴DJと手話ダンサーのコラボユニット「Silent Quest」がついにデビューを果たします。このユニットは、聴覚に障害を持つメンバーたちが視覚的な芸術を通じて新しい音楽体験を届けるという、これまでに例のない斬新な試みに挑戦します。
「Silent Quest」の魅力的なメンバー
難聴うさぎ(DJ)
「Silent Quest」の顔とも言える難聴うさぎは、島根県松江市出身のインフルエンサーです。彼女は1歳から補聴器と読唇術を駆使し、周囲と円滑にコミュニケーションをとる「コミュカモンスター」として知られています。24歳での世界一周旅行をはじめ、様々な挑戦を続け、手話を習得。著書『音のない世界でコミュ力を磨く』を執筆し、SNS総フォロワー数は75万人、動画再生回数は3億回を超える影響力を誇ります。彼女のDJスタイルは、手話ダンスとの連携にあり、視覚と音楽の新しい楽しみ方を提供します。
RiNA(手話ダンサー)
もう一人の主力、RiNAは「ジャパンズゴットタレント」セミファイナリストであり、難病「高安動脈炎」を抱えながらも舞台に立ち続けるダンサーです。手話パフォーマンスチーム「UD DANCERS JAPAN」に所属し、彼女のパフォーマンスは多くの人々に感動を与えています。
HINATA(手話ダンサー)
「UD DANCERS JAPAN」のメンバーであり、手話ダンス甲子園関東大会での優勝経験を持つHINATA。彼の豊かな個性とパフォーマンスに魅了されるファンも多いです。
北村仁(クリエイティブリーダー)
ユニットの中心人物として活躍する北村仁は、自身もダンスのプロフェッショナルで、手話を通じた新しい表現方法を世に広めています。彼は「手話ダンス世界記録保持者」としても知られ、多彩なプロジェクトに関わってきました。
革新的なエンターテイメントスタイル
「Silent Quest」は、難聴DJと手話ダンスという2つの要素を融合させた新たなエンターテイメントスタイルを追求しています。難聴うさぎは、東京・銀座にあるジニアス東京でDJ Seikaに指導を受け、手話ダンサーとのアイコンタクトを利用した音楽の切り替えやリズムの調整の方法を習得。これにより、言葉を超えた視覚的なコミュニケーションが新たな音楽体験を生み出すのです。このコラボレーションは、聴覚に障害を持つ人々に希望をもたらし、全ての観客に新しい体験をもたらします。
新たな資金調達の仕組み
「Silent Quest」の資金調達やファンとの交流には、トークンプラットフォーム「FiNANCiE(フィナンシェ)」が活用されます。これによりファンと直接つながり、トークン販売を通じて楽曲制作やイベント開催の資金を集める計画です。ファンとの絆を深めつつ、持続可能な活動を支える重要な手段となります。
イベントに応じた特徴的なパフォーマンス
ユニットはイベントに応じて2つのスタイルでの活動を行います。
- - Silent Quest MOON(夜イベント):大人の手話ダンサーが揃い、落ち着いた雰囲気の中でシックでエレガントなパフォーマンスを提供します。
- - Silent Quest SUN(昼イベント):キッズや学生の手話ダンサーも参加。明るくエネルギッシュなパフォーマンスを展開し、若い世代にも手話と音楽の魅力を伝えます。
デビュー公演の詳細
「Silent Quest」のデビュー公演は以下の日時と場所で行われます:
- - 日時:2024年12月14日(土)20:00〜22:00
- - 場所:銀座 ジニアス東京(キャパシティ300人、見込み来場者数:250人)
- - URL:ジニアス東京公式サイト
今後の活動計画
「Silent Quest」は、2025年春までにオリジナル曲の制作とリリースを予定しており、将来的には海外の音楽フェスにも出演予定です。また、国内外のアーティストやブランドとのコラボも探求し、手話と音楽を融合させた新たな形を多くの人々に届けることを目指しています。
「Silent Quest」のデビューは、手話、ダンス、音楽といった異なる世界をつなぎ、新しいエンターテイメントの形として注目されています。